住んでいる玉城町の課題に関心を持ち、その解決に向けた具体案までの発表に感動しました。
11月11日(月)に玉城中学校2年生(151名)の地域学習で、SDGs※1「11.住み続けられるまちづくり」に関連して玉城町の現状を調べ、町の課題や今後も住み続けられるようにするために具体的な解決策の発表がありました。生徒自らが玉城町の課題を解決するために、全国各地で取組んでいる課題解決の先進事例まで提案してくれました。生徒のみなさんの「まちをさらに良くしていこう」とする意欲的な姿勢に感激しました。小学校(高学年)で社会科副読本「わたしたちの玉城町」での学習、中学校では町内の各職場での体験、中学生議会、地域福祉座談会など玉城町について多くのことを学んでくれています。しかし、私達を取り巻く人類社会は豊かさを追求し発展してきましたが今、COP29※2の国際会議でも気候変動などの議論が始まっているとおり多くの歪みが生じている現実があります。急いで対策を講じねばいけないところにきています。次世代を担う若者が地球規模の課題から小さな町の課題まで多くのことを学び、主体的にかかわって克服するための力となってくれると信じています。みなさんに一層のご声援をお願いします。
学校、先生方のご指導に感謝申し上げます。
※1 SDGS…2015年の国連サミットで採択された、2030年までに世界を変えるための17の目標
※2 COP29…地球温暖化対策を話し合う国際的な会議(国連気候変動枠組条約締約国会議)
11月14日町長室にて 辻村修一
※「辻村」の「辻」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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