糖尿病とは、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に失明、腎不全(人工透析となる要因)、足の切断といったより重い病気(糖尿病三大合併症)を起こすことがあります。
日常生活を見直して血糖コントロールを心がけ、糖尿病の発症・重症化を防ぎましょう。
■糖尿病の町の現状
町の国民健康保険加入者の糖尿病の受診率は国平均と比較して約1.1倍、慢性腎臓病(透析なし)の受診率は国・県平均の約2倍となっています。町には糖尿病と腎不全を治療されている方が多くみえます。
■糖尿病を予防するためには
・食べ過ぎ、飲み過ぎを避け、適切な量で栄養バランスのよい食事をとりましょう。
・日常生活に意識して体を動かすことを取り入れましょう。
・毎日体重を測定する習慣をつけ、適正体重を維持しましょう。
・禁煙しましょう。
・ストレスをためないようにしましょう。
■糖尿病予防講座のご案内
日時:3月14日(木)午後2時~3時30分
内容:
・講演…「ダイアベティスって何~んだ?」
・講師…伊勢赤十字病院糖尿病・代謝内科健診センター長 村田和也(むらたかずや)医師
場所:保健福祉会館ふれあいホール
申込み・問合せ:地域共生室
問合せ:地域共生室
【電話】58-7373
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