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自治体の皆さまへ

竹田歯科衛生士の歯の健康ひと口メモ その198

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三重県紀宝町

■今月のテーマ
11月8日は「いい歯の日」
歯周病治療で糖尿病が改善します‼

歯周病は、人類史上最大の感染症として、ギネス世界記録に認定されており、40歳以上の約80%がかかっていると言われています。
歯周病とは、歯周組織が破壊される病気です。重度の歯周病があるとインスリンの働きが悪くなり、糖尿病を発症する確率が非常に高くなります。
また、糖尿病は40歳以上の10人に1人がかかっていると言われるほど、日本人の代表的な生活習慣病の1つです。糖尿病になると、唾液の分泌量が低下し、口の中が渇き、歯周病にかかりやすくなります。また、悪化することで歯周病の進行も早まります。
このように歯周病と糖尿病には深い相互関係があります。歯周病をきちんと治療するとインスリン阻害物質の産生が低下するため、糖尿病の改善が期待できると言われています。また逆に、糖尿病の改善は歯周病の症状改善につながるということもわかっています。

◇セルフチェック
・歯ぐきが赤く腫れることがある
・口臭が気になる
・歯ぐきがさがってきた
・歯と歯の間に食べ物がつまりやすい
・歯みがきすると歯ブラシに血がつく
・ときどき歯が浮いたように感じる
・グラグラする歯がある
☆1つでも当てはまる方は、歯科医院を受診しましょう。

◇セルフケアとプロフェッショナルケアが大切です
歯周病は、進行の程度がつかみにくいため、気づかぬうちに進行してしまいがちです。
日ごろからセルフケア(歯みがきなど)を行い、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアを受けることが大切です。
適切なセルフケアを行うためにも、かかりつけ歯科医をもって、定期的に受診しましょう。

問合せ:役場みらい健康課
【電話】33-0355

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