能登半島地震で被災した中能登町に職員を派遣

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■中能登町全域で断水
1月1日午後4時10分に石川県能登地方でマグニチュード7・6の「令和6年能登半島地震」が発生しました。今回の地震では、石川県の志賀町で震度7を観測するとともに、沿岸地域では津波、輪島市では大規模火災が発生し、広い範囲で被害が生じました。
姉妹町である石川県中能登町でも、震度6弱の地震を観測し、家屋の倒壊やブロック塀の崩壊、地盤の隆起など、大きな被害を受け、地震発生直後には、開設された8か所の避難所に、最大1,300人が避難しました。
また、地震発生直後から町内全域で断水が発生し、中能登町全地区に水道が復旧し、飲料水として使用できるようになったのは、12日後の1月13日で、その間、町民は設置された給水場所に通う生活を余儀なくされていました。

■災害時相互応援協定を結ぶ中能登町を支援
町と中能登町は、平成24年11月9日に、災害時に物資の供給や職員の派遣を行う「災害時相互応援協定」を締結しており、今回の災害を受けて、職員を派遣し、支援を行っています。
1月2日から道の駅などで給水活動を行う給水班と支援調査班、避難所などに物資を搬入する支援物資輸送班がそれぞれ2名ずつ、1月7日からは、罹災証明発行に必要な家屋調査などを行う被害調査班を6名ずつ派遣し、1月15日時点で、町職員、計32名を派遣しました。
町では、中能登町の要請に応じて、引き続き支援を行っていきます。
また、町では中能登町への寄附金を募集しています。詳しくは、28ページ(本紙参照)をご覧ください。