■今月のテーマ
年に1回は検診を
ー大腸がん罹患(りかん)者が増加していますー
40歳を過ぎるころから、罹患数が増え始め、年をとるごとに増えてゆく大腸がん。女性では14人に1人が、男性では11人に1人が一生のうち1回は大腸がんにかかるとも言われており、全国で年間15万人以上の方が新たに罹患し、5万人以上の方が亡くなっています。
しかし、大腸がんは早期に見つけ、治療を行えば95%以上の方が治ります。そのためには、自覚症状がなくても、年に1回は、大腸がん検診を受けましょう。毎年、検診を受けることで、大腸がんで死亡する可能性が60~80%減ると言われています。
ただし、次のような症状が続く場合は、次回の検診をまたずに、すぐに医療機関を受診することが大切です。
・便に血が混じる、付着する
・急に便の太さが変わった
・便秘下痢の繰り返し
・腹痛や腹部のしこり
大腸がん検診(便潜血検査)で要精密検査になったら必ず医療機関で大腸内視鏡検査を受けましょう。
町では20歳以上の方を対象に18ページのとおり大腸がん検診を5月に実施しており、この期間に希望される方は申し込みなしに受診することができます。
また、各種がん検診を年間通して実施しており、令和6年度のがんカレンダーを今月号の広報に折り込みしています。
町のがん検診でも、毎年早期にがんが発見され、早期治療に結びついている方がいます。ご自身の健康と安心のために、ぜひがん検診を受診してください。
大腸がんの年齢別罹患率
出典:国立がん研究センター「がん登録・統計」
問合せ:役場みらい健康課
【電話】33-0355
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