■今月のテーマ
6月4日~10日は歯と口の健康週間「よく噛(か)むことはメリットだらけ」
紀宝町といえばウミガメ!亀、カメ、カメ、カメ、噛め‼
よく噛んで食べることは、体にいいことばかりです。一口につき、30回噛むことを目安に、口に入れる量を減らす、固いものを食べるといった工夫で、よく噛んで食べる習慣を身につけましょう。
◇よく噛むことで得られるメリット
(1)歯並びをよくする(成長期の子どもの場合)
あごの成長を促すとともに舌が内側から歯を均等に押し出して、きれいに歯が並ぶための土台を作ります。
また、よい歯並びはきれいな発音にもつながります。
(2)消化をよくする
よく噛むことで、食べ物が口の中ですりつぶされ、唾液に含まれる強力な消化酵素と混ざり合い、消化吸収されやすくなり、胃の負担も軽減されます。
(3)素材の味が生きてくる
ご飯や生野菜、薄味の料理でもよく噛むと、うま味が増します。
(4)脳の活性化
奥歯でしっかり噛むことで脳の血流をよくし、頭がさえます。子どもは学力アップ!大人は集中力アップ!中年以降は、認知症の予防、改善にも期待できます。
(5)肥満防止
よく噛んで時間をかけて食べると、脳の満腹中枢が刺激され「しっかり食べた」と脳が満足するため、食べすぎを防ぎ、肥満を防止します。
噛めなくなることの原因の多くは「歯周病」「むし歯」「入れ歯の不具合」などです。
半年に1回を目安に歯科健診を受けましょう。また、気になることがあったらためらわず歯医者さんに相談しましょう。
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