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自治体の皆さまへ

~いざという時に役に立つ防災情報~その4

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三重県紀宝町

■南海トラフ地震に備えて、「いま」できること
ーいつもの食品で、もしもの備えにー

◇支援物資は届かない
災害発生直後は道路の寸断などにより、支援物資が届くまでに時間がかかります。特に大規模災害の場合には、食品や生活物資が店頭から売り切れるなど、物流機能が低下することや、ライフライン(電気・ガス・水道)が停止することも考えられます。
最低でも3日分以上、できれば1週間分の食料・水を備蓄しましょう。
備蓄方法として定期的に消費期限を確認し、新しいものと交換する「ローリングストック」という方法があります。これを実践することで日常的に食べている食品を非常食として食べることができます。
非常食といえば、乾パンやアルファ米といった長期間保存できる食品のことを思い浮かべるかもしれませんが、普段から食べている食品を多めにストックし、食べた分だけ補充すると、常に自宅に食品の備えがあるので、災害時にも食べ慣れた食事をすることができます。日常と変わらない食事ができることで、災害発生時の精神的な安心感にもつながります。

◇ローリングストックの対象品
ローリングストックでは、レトルト食品やインスタント食品、フリーズドライ食品、乾物、さらにはお菓子まで、幅広い食料が備蓄の対象です。
普段から消費できるものなら、基本的にどんな食品でもローリングストックに用いることができます。
例えば、次のような要素に当てはまる食料品は、特にローリングストックに適していると考えられます。
・常温で保存ができる
・調理(加熱)しなくても、そのまま食べられる
・賞味期限が半年以上ある
・水で戻せるなど、収納する際にスペースを取らずに済む

◇食品以外にも応用可能
ローリングストックは、食料品以外の日用品の備蓄にも応用できます。
例えばウエットティッシュやカセットボンベ、乾電池、使い捨てカイロなどの消耗品は、災害時にも役立つ用途が多くあり、ローリングストック向きです。なかでも、調理時の熱源として使えるカセットコンロや固形燃料は、災害備蓄として必須アイテムといえるので、ときどき使えるか確認しておきましょう。

問合せ:役場防災対策課
【電話】33-0335

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