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自治体の皆さまへ

こんにちは保健師です!その217

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三重県紀宝町

■今月のテーマ
「体の不調をうまく伝えられないことがあります 子どもを守る「熱中症対策」」
子どもは遊びに夢中になると、のどの渇きや気分の悪さなど熱中症のサインに気づくのが遅れることがあります。また、小さな子どもだと体の不調を言葉で表現することができないため、大人が見守り、体調の変化に気を付けましょう。

◇子どもは大人より「〇〇」
(1)熱が体にこもりやすい
子どもは、体温調節機能が十分に発達していません。そのため、暑くてもうまく汗をかくことができず、大人よりも熱が体にこもりやすいです。
(2)照り返しの影響を受けやすい
大人より身長が低い子どもたちは、地面からの熱の影響を受けやすく、大人が体感している以上に暑さを感じています。

◇熱中症の初期症状・見分け方
・頭痛、身体のだるさや吐き気を訴える
・いつもより元気がない、だるそうにしている
・ふらつき、顔のほてりがある
・汗のかき方が異常
このような様子や症状の場合は、軽い熱中症の可能性があります。衣類を緩め、涼しいところに頭を低くした状態で寝かせます。塩分・糖分が含まれたイオン飲料を、こまめに少しずつ飲ませましょう。特に、汗を大量にかいていたりする時は、注意が必要なサインです。

◇熱中症の予防のために
こまめに水分を補給する、直射日光を避ける、衣服の工夫をするなどの基本的な対策に加えて、日ごろからしっかり体を動かすことや、夜更かしをしないことといった規則正しい生活習慣が熱中症の予防に繋がります。夏休み前の今の時期から規則正しい生活を送る習慣をつけましょう。

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