■南海トラフ地震に備えて、「いま」できること
ー断水に備えて水の確保をー
災害の発生により断水が起こる場合があります。水は飲料用水だけではなく、トイレ、洗濯などに利用する生活用水も必要なため、災害時に備え、水を確保しておくことが必要です。
(1)1人あたり1日3リットルの飲料水が必要
飲用、調理などに利用する飲料水の量は、個人差がありますが、1人あたり1日3リットルとされており、最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄をしておくことが重要です。
また、身体活動の増加や季節などの影響により必要量が増えることもあるため、可能な限り余裕をもって備蓄しておきましょう。
(例)4人家族で1週間分の備蓄をする場合
(4人×3リットル×7日)=84リットル
(2)生活用水の確保に雨水タンクを活用
生活用水を確保する方法の1つに雨水タンクの設置があります。雨水タンクは災害時などには生活用水を確保し、雨水を再利用することで水資源を有効に利用できます。
町では以下のとおり雨水タンク設置補助金交付事業を行っています。
(3)入浴できないと感染症のリスクが増加
災害時に生活用水不足などのため入浴ができないと感染症のリスクが高まります。大規模災害の際は自衛隊による入浴支援なども行われますが、交通渋滞や道路の寸断などにより、すぐに入浴支援を受けられないことも想定して、自身で備えておく必要があります。
自宅や避難先で入浴ができないことによる健康被害を防ぐため、水を使わずに体を清潔に保つことができるドライシャンプー、ボディシートなどを備蓄しておきましょう。
◇雨水タンクの設置費用を補助しています
補助額:雨水タンクの購入および設置費の1/2を補助(1,000円未満は切り捨て)
※上限30,000円。
※1世帯につき1回のみ。
対象者:
・居住する住宅が紀宝町内にあり、その住宅に雨水タンクを設置した方
・町税の滞納のない方
募集件数:10件程度(先着順)
対象となるタンク:
・100リットル以上の容量で、自宅の雨どいに接続され、地上据え置き型のもの
・商品として一般的に流通しているもの
申請方法:住宅の位置図、領収書および内訳明細書の写し、雨水タンクの配置図および設置後の写真を持参のうえ、役場環境衛生課窓口へ申請してください。
問合せ:役場環境衛生課
【電話】33-0338
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問合せ:役場防災対策課
【電話】33-0335
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