■6月1日~30日は、土砂災害防止月間です
国では、土砂災害の防止と被害の軽減を目的に、昭和58年から6月を「土砂災害防止月間」と定めています。地球温暖化に伴う気候変動によって、大雨の頻度が増加する可能性が高くなってきており、土砂災害の増加・激甚化が懸念されています。本市においても、昨年6月に市の観測史上1位となる日降水量481mmを観測する大雨が降り、各地で土砂災害や道路冠水などが発生しました。
市では、台風や集中豪雨などによる土石流・がけ崩れ・地すべりなどが発生した場合に被害がおよぶ恐れのある区域を示した土砂災害ハザードマップと、河川の氾濫による浸水や家屋が倒壊する恐れがある区域を示した洪水ハザードマップを合わせた「鳥羽市土砂災害・洪水ハザードマップ」を作成・公表しています。
このマップを活用し、改めて危険な箇所や避難経路、緊急時の避難場所を確認し、いざという時に適切かつ迅速な行動がとれるように確認しておきましょう。
※ハザードマップは各家庭に配布していますが、市ホームページでも閲覧できるほか、市役所窓口などでも配布しています。
■土砂災害から命を守るために豪雨になる前に早めの避難行動を
・がけ下や渓流沿いなどに住んでいるかたは、大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されたら、早めに避難所などの安全な場所に避難しましょう。
・夜間に大雨が予想されるときは、暗くなる前に避難することが重要です。
・市が発令する避難情報に注意して、警戒レベル3(高齢者等避難)が発令された場合、高齢者など避難に時間を要するかたは、移動時間などを考えて早めの行動を心がけましょう。
・警戒レベル4(避難指示)が発令されたら、全員安全な場所に避難しましょう。
◇避難するときには…
・早めに、安全に 水平移動
・緊急時 垂直移動
×避難する=避難所へ行くこと
〇避難する=安全を確保する行動
問合せ:総務課防災危機管理室
【電話】25-1118
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