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自治体の皆さまへ

人権文化の花を咲かせよう Vol.230

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三重県鳥羽市

■魔法の言葉
(オ)おはようございます
(ア)ありがとうございます
(シ)しつれいします
(ス)すみません
オアシス運動の標語です。学校や公園などで見かけたり、耳にしたことがあるのではないでしょうか。オアシス運動は昭和30年ごろに始まり、今に至るまであいさつの大切さを伝えています。
ほかにも、いろいろなあいさつがあります。「行ってきます」「お帰りなさい」「ようこそ」などなど。漢字で表すと「挨拶」。「挨」には「おす・ひらく」、「拶」には「せまる・近寄る」という意味があります。「心をひらいて、つながる」と解釈することもできるのではないでしょうか。相手の存在を認め、受け入れる行為とも言えます。
あいさつには良い点がたくさんあります。大きな声ですると気持ちがいい・笑顔になる機会が増える・人間関係が良くなる・会話が始まる・思い立ったらすぐ始められる。
あいさつのポイントとして、自分から進んで・目を見て・できるだけ笑顔でなどがよく言われます。しかし、慣れないうちは勇気がいるかもしれないし、思っていてもできないこともあります。会釈や頭を下げるという動作でも気持ちは伝わるのではないでしょうか。もし、相手の反応がなくても声をかけ続けることが大切です。心の中に種がまかれ、いつか芽が出ることでしょう。
「こんにちはと言われてうれしかった。次は自分から言いたい」「勇気を出してあいさつしたら、優しい返事が返ってきた」「ただいまという声に元気をもらった」などの声を聞いたことがあります。
あいさつは、心をつなぐ・人と人を結ぶ魔法の言葉なのです。いろいろな人がいろいろなところであいさつを交わし、人権文化の花を咲かせてほしいものです。

問合せ:教育委員会生涯学習課
【電話】25-1268

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