■幼児期のからだづくりワンポイントアドバイス
幼児期は、運動機能が急速に発達し、さまざまな動きが身についていく時期です。この時期にしっかりとからだを動かしておくと、日常生活で必要な動きをはじめ、スポーツに結びつくような運動の力や、勉強する時に必要な姿勢を保持する力につながります。
▽からだをつかった遊び『手押し車』
(1)子どもは床に手をついた姿勢をとり、大人が子どもの足を持って支えます。
(2)子どもは手を使って前方へ移動します。
▽効果
・お腹と背中、両方の筋肉をバランスよく働かせられるようになり、姿勢を保ちやすくなります。
・手が使いやすくなり、机上活動などに取り組みやすくなります。
▽生活に取り入れられる動き『お股でギュー』
歯磨きのときなど、一定の時間立って何かをするときのついでに行ってみましょう。
(1)厚さが5~6センチメートルくらいになるように本かフェイスタオルを丸めたものを準備します。
(2)両足が平行になるように肩幅程度に開きます。足の付け根に近い部分で、用意した本かタオルを強くはさみ、キープします
(はじめは10秒から)。
▽効果
・骨盤周りの筋肉が強くなるため、お腹が引き締まり姿勢を保ちやすくなります。
・股関節が安定するため、バランスや持久力を必要とする運動が行いやすくなります。
問合せ:子育て支援課
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