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京都府久御山町

■キャッチアップ接種は令和7年3月まで 子宮頸がん(HPV)予防ワクチン
子宮頸がん(HPV)予防ワクチンは、平成25年から積極的な勧奨を控えていましたが、令和4年4月から勧奨を再開しています。この間に接種機会を逃した人は従来の定期接種対象年齢を超えて、定期接種として令和7年3月末までは無料で受けられます(キャッチアップ接種)。
一度も接種していない人は9月末までに1回目の接種を開始しないと令和7年3月末までに3回接種が完了しないため余裕を持って予約してください。接種にあたっては、有効性と、接種による副反応が起こるリスクを理解した上で、かかりつけ医と相談し、HPVウイルスに感染する前の予防として子宮頸がん予防ワクチンを接種しましょう。
このワクチンは、すでに感染したウイルスを排除したり、子宮頸がんの進行を抑制する作用はありませんので、ワクチン接種とあわせて早期発見・早期治療のために子宮頸がん検診の受診も大切です。

キャッチアップ接種の対象:平成9年4月2日~平成20年4月1日に生まれた女性
※平成19年4月2日~平成20年4月1日に生まれた女子(高校2年生相当)には個別通知をしています。
定期接種の対象:小学6年生~高校1年生相当の女子
※ただし、高校1年生相当の女子(平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれ)は令和7年3月末が無料で接種できる期間です。
その他:公費で接種できるのは、2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)と9価ワクチン(シルガード9)です。

問合せ:子育て支援課

■フッ素塗布を無料で実施 歯のひろばを開催
口の中の健康は、「食べる」「呼吸する」のように命に直接関わるだけでなく、「話す」「表情を作る」といったコミュニケーションにも関係しています。生涯にわたり、歯や口の健康を守るためには、乳幼児期からのむし歯予防や、よい歯磨き・食習慣が大切です。
令和5年度の町の幼児歯科健診でむし歯のある子どもの割合は、1歳8か月児で2.7パーセント、2歳6か月児で2.7パーセント、3歳6か月児で10.1パーセントとなっており、3歳を過ぎると高くなっています。乳歯のむし歯は、永久歯のむし歯・歯並びにも影響すると言われており、乳歯は永久歯に比べむし歯の進行も速いため、乳歯のむし歯予防、むし歯の早期発見・治療が大切です。
大人になると歯科健診の機会がなくなり、痛みがなければ歯科医院に行かないことも多く、むし歯・歯周病のリスクが高まります。歯周病は歯を失うだけでなく、生活習慣病の発症や悪化の原因にもなっており、注意が必要です。また、むし歯菌が親から子どもに感染することでむし歯は発生します。子どもの歯をむし歯から守るためにも、親や周囲の大人が、むし歯の治療やセルフケアで口の中のむし歯菌を減らすことが必要です。
宇治久世歯科医師会と共催で、むし歯予防と生涯を通した歯の健康維持のための「歯のひろば」を開催します。今年はフッ素塗布も無料で実施します。家族でお口の健康チェックをしませんか。

日時:9月14日(土)午後2時~5時(受付は4時まで)
場所:保健センター
内容:歯科医師による健診(全年齢)、幼児のフッ素塗布、模型を使ったブラッシング指導(集団)、むし歯予防に関する人形劇、歯周病や口腔ケアの講話・体操、久味の会によるレシピ紹介など
申込:不要

問合せ:子育て支援課

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