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自治体の皆さまへ

教えてコスモさん!~SDGsのアレコレ~

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京都府亀岡市

◆第31回 日常の景色にあるSDGsを見つけてみる─その26
2月の代表的な行事といえば、「節分」。毎年、新聞やテレビなどでは、各地で豆をまく場面が取り上げられます。スーパーマーケットでは、そら豆、いんげん、サヤエンドウなど、いくつもの種類の豆類が販売されています。ほかにも、亀岡市の特産物として有名な「丹波大納言小豆」を使った和菓子が販売されていたり、豆腐や納豆のように加工されて食卓に並んでいたりします。
このように、私たちの生活に身近な食材である“豆”ですが、その大切さを知ってもらうために、国連は2月10日を「世界豆の日」に定めています。
というのも、豆類は、「経済的に入手しやすく栄養ある食べ物(注)」であると言われています。そのため、すべての人が安全で栄養のある食料を十分得られるようにすることなどを目指すSDGsの目標2「飢餓をなくそう」を達成するために重要な存在です。
こうした豆類を買うときに、産地を確認してみると、「紫ずきん」のように亀岡市内で栽培されている豆類ばかりではなく、亀岡から遠く離れた海外から運ばれて来た豆類を見かける機会があります。今月は豆類を通じて、私たちの生活がどのように世界とつながっているかを理解した上で、できるだけ亀岡市内で生産されたものを買う「地産地消」を心がけてみるなど、SDGsの達成に向けて、私たちができる行動を家族や友人と一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

注:国立研究開発法人国際農林水産業研究センター 2月10日は「世界マメの日」
(【URL】https://www.jircas.go.jp/ja/program/proc/blog/20220210)から引用

◇文章…高木 超(たかぎ・こすも)
慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科特任助教
亀岡市参与(SDGsアドバイザー)

◇本紙写真…江見 彩香(えみ・あやか)
元ファインダー女子広報部
女子学生による亀岡のPR隊“ファインダー女子広報部”(2018-2019)として活動。
現在、プロのフォトグラファーとして奮闘中!

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