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自治体の皆さまへ

教えてコスモさん!~SDGsのアレコレ~

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京都府亀岡市

■第36回 日常の景色にあるSDGsを見つけてみる─その31
この連載で取り上げている「持続可能な開発目標(SDGs)」は、日本だけでなく、世界中の国が力を合わせて達成しようとしている目標です。とはいえ、世界の国々の中には、約8万人が暮らす亀岡市よりも人口が少ない国がいくつもあります。例えば、世界で最も人口が少ない国であるバチカンの人口は615人です(注1)。毎年7月11日は「世界人口デー」ですので、今月は「人口」からSDGsを考えてみましょう。
そもそも「世界人口デー」は、1987年7月11日に世界人口が50億人を超えたことを記念して、国連によって制定されました。その後、世界の人口は増え続け、2022年には80億人を超えています(注2)。一方で、日本の人口は減っています。また、人口に対するお年寄の割合が高まり、子どもの人口の割合が低い「少子高齢化」が問題となっています。
SDGsの17ある目標のひとつに「住み続けられるまちづくりを」が掲げられていますが、人口が減り続けて、お年寄りの割合が高く、若い人の割合が低い未来が訪れると想像すると、亀岡ではどのような問題が発生するでしょうか。また、その問題を解決するために、今を生きる私たちができることは何でしょうか。このように未来のことも考えながら、住み続けられる亀岡にするために、私たちにできることは何か、家族や友人と話し合ってみてはいかがでしょうか。

注1:外務省「キッズ外務省:人口の少ない国」https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/jinko_s.html
注2:国連人口基金「世界人口白書2023日本語概要」

文章:高木超(たかぎ・こすも)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教
亀岡市参与(SDGsアドバイザー)

本紙写真:江見彩香(えみ・あやか)
元ファインダー女子広報部
女子学生による亀岡のPR隊“ファインダー女子広報部”(2018-2019)として活動。
現在、プロのフォトグラファーとして奮闘中!

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