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自治体の皆さまへ

~誰もが暮らしやすいまちを目指して~ なくそう、盲導犬ユーザーの受入拒否

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京都府亀岡市

京都府内で唯一の盲導犬の育成施設である(公財)関西盲導犬協会が立地する亀岡市。駅前で訓練中の盲導犬を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
盲導犬は、目の不自由な人の安全な移動をサポートするかけがえのない存在です。「身体障害者補助犬法」では、公共施設や公共交通、スーパーやレストランなど不特定多数の人が出入りする民間施設などに、盲導犬を含む補助犬の同伴受入を拒んではならないと定められています。また、今年4月1日に改正施行された「障害者差別解消法」では、事業者による障がいのある人への合理的配慮の提供が義務付けされたことから、同伴受け入れを拒むことは原則として不当な差別に当たることとなっています。
しかし、全国的にみると未だに盲導犬を理由としたユーザーの入店や利用拒否の事例が報告されています。今一度、私たち一人ひとりが盲導犬への理解を深め、行動を起こしていきましょう。

〔(公財)関西盲導犬協会 浅野美樹さん〕
「ユーザーが連れている盲導犬は飲食店や車内でもマナーを守って行動しますし、とても静かです。まずは盲導犬ユーザーの受け入れに慣れていただくことが大切だと思いますので、当協会では飲食店などを対象に受入方法をお伝えする研修を開いています。今後は動画でもそういった情報を配信しようと考えていますのでぜひご覧ください」

■協力の輪を広げよう ~クラウドファンディング実施中~
同協会では、盲導犬の医療費などへの支援としてクラウドファンディングを実施されています。
テーマ:パピー(※)からリタイア犬まで医療費を確実に届けたい
期間:8月31日(土)まで
※将来盲導犬となる子犬

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