■ウォーキングとは?
日常生活の歩きや散歩とは異なり、「健康のため」という目的をもって行う歩きをウォーキングといいます。ウォーキングは必要な道具や環境を必要とせず、「いつでも」「どこでも」「誰でも」行うことができる最も手軽な運動です。
■ウォーキングの目的
「歩く」という行為は、人間の基本動作であるだけではなく、健康増進・維持など健康面への効果、気分転換など精神面への効果、地域コミュニケーションなど社会面への効果、といった多様な局面に対して効果をもたらします。
■ウォーキングの効果とは?
(1)体力の向上
ウォーキングを続けていくと、長い距離や速いスピードで歩くようになってきます。これは筋力がつき体力がアップしてきた証拠です。
(2)生活習慣病を予防できる
血流の促進や血圧・血糖値の抑制に役立つため、高血圧・糖尿病などの生活習慣病の予防につながります。
(3)メンタルヘルスの向上につながる
ウォーキングのような有酸素運動は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの活性化につながります。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれている物質です。セロトニンが活性化すると精神が落ち着き、メンタルヘルスの向上が期待できます。
(4)脳の血流が増える
歩くことで脳の血流が良くなります。加齢とともに脳の血流は低下し、脳機能の低下を招きますが、歩くことで年齢に関係なく脳の神経細胞が増えます。
(5)骨粗しょう症の予防になる
ウォーキングによって骨に刺激を与えることで、骨が強くなり、骨粗しょう症の予防につながります。
■ウォーキングの方法
有酸素運動は20分以上続けることで脂肪燃焼が始まるとされているため、20~30分は歩くようにしましょう。体調や体力に合わせて無理せず、マイペースで行ってください。
問合せ:保健センター
【電話】82-3385
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