京丹後の児童生徒の全国学力・学習状況調査の結果が出ました
令和6年度京丹後市全国学力・学習状況調査
4月、小学6年生(国語と算数)と中学3年生(国語と数学)を対象に、全国学力・学習状況調査が実施され、本市は、昨年度と比較して小中ともに改善が見られました。この調査結果を踏まえ、就学前から10年間を見通した保幼小中一貫教育をさらに充実させ、学校や家庭、地域とより連携・協力し、指導の改善と充実につなげていきます。
※令和6年度全国学力・学習状況調査に関する実施要領に基づき市教育委員会が公表するものであり、あくまで学力の一側面です。
■令和6年度全国学力・学習状況調査
全国平均以外の正答率は整数で公表(正答率…パーセント)
▽教科に関する調査結果
昨年度は、小・中学校の国語、算数(数学)ともに全国平均を下回る結果でしたが、今年度は、小学国語、中学国語、数学において全国平均を上回る結果となりました。
これは、市内各校において、日々の授業改善が進んでいる結果であり、その要因の一つにICTの活用が挙げられます。ICTを活用して、AI搭載のデジタルドリルを使用して自分に合った問題を解いたり、クラウドを使用して友達と考えを共有したりするなど、個別でも協働でも学びを深めています。
▽質問調査の結果
質問「5年生(1,2年生)までに受けた授業で、PC・タブレットなどのICT機器を、どの程度使用しましたか」
授業でICT機器を「ほぼ毎日使用している」と回答した児童生徒の割合は、小・中学校とも全国を大きく上回っており、市内各校でICTの活用を推進している様子がうかがえます。
ICT機器を授業で使う頻度が高く、課題解決の学習を行っている児童生徒ほど、各教科の平均正答率が高いと言われており、また、ICT機器を活用する上で「分からないものはすぐ調べることができる」「画像や動画、音声等を活用することでよく分かる」「友達と考えを共有したり比べたりしやすくする」と感じている児童生徒ほど、挑戦心や自己有用感、幸福感等が高いとも言われています。
今後も、デジタルドリルやクラウドの効果的な活用をさらに進め、個別最適な学びや協働的な学びの充実、子どもたちの資質・能力の育成を目指します。
問合せ:教育委員会学校教育課
【電話】0772-69-0620
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