■学生が社会問題の解決に挑戦
高校生などの未来を支える世代が、SDGsの視点からまちの社会課題を発見し、解決策を考える「課題発見DAY」を2月5日、府立丹後緑風高校網野学舎で開催しました。これは、全国の中高生で構成し、SDGsの普及や未成年の社会参画の促進に向けた事業を展開する(一社)Sustainable(サスティナブル)Game(ゲーム)との間で締結した「SDGsの達成に向けた若者活躍のまちづくりに関する包括連携協定」に基づく取り組みの一環で、社会課題の解決に挑戦する将来世代の育成を目的として昨年度から実施しているものです。
この日、同法人の創設者である大学1年生の山口由人(やまぐちゆうじん)さんのほか、メンバーの現役高校生2人が講師を務め、グループワークやゲームを通じて、プレゼンテーションの手法や資料づくりのコツ、相手のニーズを引き出す質問方法などを解説しました。
参加した丹後緑風高校企画経営科の2年生20人は、3グループに分かれて社会課題の解決策を議論し「交通ダイヤの最適化に向けて利用者へのアンケートを取る」や「減税措置を講じて空き地に店舗を誘致する」などの解決策を導き出し提案しました。
参加した今井喬人(いまいたかと)さんは「ワークショップを通じて、資料づくりの大切さを楽しく学ぶことができて良かった」と感想を話しました。
問合せ:政策企画課
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