子ども主体の教育へ!未来へ!京丹後市学校教育の挑戦
「京丹後市の新たな教育・人材育成に関する在り方検討会」の最終まとめ
■これからの時代に対応した教育と人材育成を考える
市は、地域素材を活用した探究的な学習「丹後学」など、特色ある教育活動を現在推進していますが、一方でAIをはじめとする技術革新やグローバル化の進展など、時代は常に変化しており、その中で社会の変化を見据え、従来の教育活動の取り組みをより実質的かつ体系的なものとしていくことが不可欠です。
そこで、これからの時代に対応した教育・人材育成の在り方の検討を進めるため、外部の有識者や学校をはじめとした関係者との意見交換を重ね1月29日、「京丹後市の新たな教育・人材育成に関する在り方検討会最終まとめ」を公表しました。
■社会や地域には変わるもの変わらないものがある両者を織り込んだ人材育成を
▽目指す人材像
世界を舞台に活躍することができるとともに地域に還ったり、域外から地域に関わったりすることを通じて、未来を創っていく人材。
▽目指す教育像
テクノロジーの活用により、Society5・0に対応しつつ、本市固有の伝統・文化・暮らしなどの地域資源を通じて、さらなる付加価値を共創していく教育。
これまで培ってきた本市の教育システムの良さを残しつつも、柔軟に社会の変化や子どもの多様性、子ども自身の声に応えられるよう、地域と共に教育・人材システムを一体的に構築していきます。
■子どもに関わる関係者全てが主体性をもって取り組むそれが子どもの変革につながる
子どもに関わる全ての人が、次の4つのプロジェクトを軸に、今後の市の教育に取り組んでいきます。
▽学びの変革プロジェクト
関係者の学力観・学習観・指導観(カルチャー)を転換するとともに、特例校制度等も活用するなどして、「一人ひとりの主体性」が生まれる、子どもが自ら動き出す教育へ変革していきます。
▽「子ども主体」学び舎再設計プロジェクト
ICTを最大限活用した子ども主体の学びに転換できるよう学習環境を整備するとともに、先生が子どもの学びや成長に主体的に向き合うことのできる時間を確保していきます。
▽学びのボーダレス(脱境界)プロジェクト
府と市の壁を越えて、中学と高校が連携した取組を促進し、丹後地域や本市の子ども・人材の育成を一貫したものに転換していきます。
▽地域まるごとプロジェクト
学校・地域・企業がよりスムーズにつながり、多様かつ実践的な学びや関係性を学校や子どもに提供していきます。
問合せ:学校教育課
【電話】0772-69-0620
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