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《特集》次代につなぐ平和への願い(2)

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京都府京田辺市

■3/16(土) みんなで平和を考えよう ピースリングバスツアー参加者募集
みんなで平和を考えるピースリングバスツアーを開きます。平和な世界のために何ができるか、今一度考える機会として、ぜひ参加してください。
集合日時・場所:3月16日(土)午前9時30分・市役所(午後6時ごろ解散)
対象:市内に在住・通勤・通学する小学校4年生以上の人。小学生は保護者の同伴が必要です。
行き先:大阪国際平和センター「ピースおおさか」(大阪市中央区)・立命館大学国際平和ミュージアム(京都市北区)。希望者は大阪城天守閣の見学ができます。現地までバスで移動します。
定員:20人(保護者を含む)。多数の場合は抽選し、結果は2月22日(木)までに全員に連絡します。
参加費:無料。別途、昼食代が必要です。
申込方法:申込フォーム(本紙11ページの二次元コード参照)か、はがき・FAXで、「ピースリングバスツアー希望」、参加者全員の氏名(ふりがな)・生年月日・年齢・住所・電話番号を連絡してください。1通につき4人まで
申込期間:1月4日(木)~2月9日(金)(必着)

◇ピースおおさか
空襲で一面焼け野原となった大阪の戦前・戦中・戦後の暮らしのほか、投下された1トン爆弾の模型、満州事変から太平洋戦争終結までの戦争の歴史、原爆、アウシュビッツに関する展示などがあります。

◇立命館大学国際平和ミュージアム
戦時下での生活の様子の復元や、アメリカ軍が計画していたとされる京都市への原爆投下シミュレーションのほか、冷戦を含む現代の戦争と平和への努力の資料などが展示されています。

◇大阪城天守閣

◇過去の参加者の声
・実物資料や体験者の絵を見て、戦争の怖さに鳥肌が立った。
・戦争の恐ろしさが体験できた。

申込・問合せ先:市平和都市推進協議会事務局(総務室内、〒610-0393住所不要)
【電話】64-1337【FAX】63-4781

■そのほかの平和祈念事業
◇平和のつどい・平和展
毎年8月に中央公民館・コミュニティホールで開いています。「小・中学生平和大使ひろしま派遣事業」の参加者による感想文の発表や、市非核平和都市宣言の朗読、平和をテーマにした講演・パネル展示、子どもたちによる書道・絵画展などを行っています。

◇戦争体験者の声をまとめた本「語り継ぐ戦争の体験」
高齢化により戦争体験者が年々減少する中、市民77人の戦争の記憶を後世に残しています。
内容:従軍体験、空襲と被災、終戦・抑留・引揚、戦時中の生活、戦争の記憶など
閲覧場所:市ホームページ・市役所2階市民ロビー(行政資料コーナー)・中央図書館(分室含む)

■市役所にある平和を願うモニュメント
市役所庁舎周辺には、平和を願う記念碑などが4つあります。また、「平和の塔」「平和モニュメント」の前では、毎年、8月6日・9日・15日の正午に平和祈念黙とうを行っています。

◇平和の塔
この塔は、建立当時、旧役場庁舎前にありましたが庁舎の移転に伴い、昭和61年に現在の場所に移転されました。看板には「平和を願う心は、全人類が等しく希求するものです」と記されています。
同塔は、草内老人クラブと広島の原爆被爆者の皆さんの交流の中で贈られた被爆瓦を平和のシンボルとして納め、昭和41年、田辺町(現京田辺市)議会議員有志が中心となって建立されました。

◇平和都市宣言の碑
この碑は、田辺町議会で平和都市宣言が決議されたことを記念して、昭和62年に建立されました。
〔平和都市宣言決議〕昭和60年7月1日
真の恒久平和は、人類共通の念願である。しかるに、核軍備の拡張は依然として強まり、世界平和、人類の生存に深刻な脅威をもたらしている。
我々は、世界唯一の核被爆国民として核兵器の恐ろしさ、被爆者の今なお続く苦しみをかみしめ、この地球上に再び広島、長崎のあの惨禍を繰り返させてはならない。
ここに我々は、日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念を生かし、継承していくことが我々に課せられた責務である。
よって非核三原則の完全な遵守を求め、あらゆる国の核兵器の廃絶と軍縮を強く訴え、平和都市たることを厳粛に宣言する。

◇非核平和都市宣言の碑
この碑は、市非核平和都市宣言の1周年を記念して、平成24年に建立されました。同碑は、自然石に「非核平和都市宣言之碑」と刻まれ、台座に下記の宣言が書かれているほか、石の裏側には「核兵器のない平和な世界を願って」と刻まれています。
〔市非核平和都市宣言〕平成23年3月20日
やすらぎと希望に満ちた平和な日々を送ることは、世界の人々の願いです。しかし、いまも世界のどこかで人間(ひと)の命の尊さを踏みにじるような争いが続き、人類は、核兵器の脅威にさらされています。
原子爆弾による広島・長崎の苦しみや悲しみが、二度と繰り返されることのないよう、私たちは、日本国憲法が掲げる平和理念に基づき、非核三原則を守り、非暴力と対話で、核兵器の廃絶と世界の平和を訴え続けなければなりません。
「戦争の悲惨さと平和や生命(いのち)の尊さを、次代を担う子どもたちに伝えたい」「ぼくたち、わたしたちも平和な未来のためにできることをがんばります」世代を越えて受け継がれる「平和への思い」が、世界平和への希望の光となることを信じます。
私たちは、木津川と甘南備山に包まれた豊かな自然と先人が築いてきた歴史や文化を大切にし、互いに尊敬しあい、家庭から地域、地域から世界へと笑顔と思いやりの輪を広げながら、一人ひとりが平和の実現に向けて努力することを誓い、ここに京田辺市が非核平和都市として歩むことを宣言します。

◇平和モニュメント「和」
このモニュメントは、平成9年、折り鶴をモチーフにして彫刻家の井田彪さんにより製作されました。モニュメントには、メッセージ(本紙5ページ)が刻まれています。

問合せ先:市平和都市推進協議会事務局(総務室内)
【電話】64-1337

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