区・自治会は、安全・安心で豊かな生活を送るため、地域の問題解決や住民の連帯感の向上に努める自主的な団体です。積極的に活動している区・自治会を紹介します。
■No.9 新興戸自治会長 土井利弘さん
◇昭和40年に自治会が発足
新興戸は、近鉄興戸駅の東側に位置する住宅地で、約1,000世帯が暮らしています。駅周辺の住宅開発に伴い、昭和40年に自治会が発足しました。本自治会では、各分野ごとに自主的に企画・運営できるよう専門部制を導入しており、福祉厚生部・体育部・子ども会などの部会を設けています。
◇多彩なイベント
各部会が企画するイベントは多岐にわたります。8月には夏祭り(地蔵盆)、11月には神輿祭りや運動会、新興戸フェスを行っています。このフェスでは、自治会員の作品展示や、こどもたちが楽しめる輪投げなどのゲームを通じて地域交流を図っています。また、毎年1月には地域の田んぼでとんど祭りを行い、家内安全や無病息災を祈願しています。
◇自治会員の減少が課題
多くの区や自治会と同様に、本自治会でも会員数の減少が大きな課題となっています。住民の高齢化が主な要因ですが、「メリットがない」「役員や班長の仕事が大変」という意見も寄せられています。本自治会では地域清掃や防災活動はもちろん、こどもや高齢者の居場所づくりにも力を入れていますが、今後も活動を続けていくためには、新たな加入者の確保が不可欠だと考えています。
◇抱負を教えてください
自治会の役員や班長の負担を軽減し、各イベントを低コストで成功に導く必要性を感じています。今後も「hot(温もりのある)でほっと(安心・安全)」な自治会を目指し、住民の連帯感の向上に努めていきます。
■区・自治会に加入を
地震や水害、火事などの災害時には、地域の助け合いが重要となります。また、防災訓練や文化・スポーツ行事、公園の美化活動などで地域住民が交流することで、互いを支え合う充実した生活につながります。積極的に区・自治会へ加入・参加してください。
問合せ先:市民参画課
【電話】64-1314
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