■高齢者施策あれこれ
市は、高齢者がいつまでもいきいきと暮らせるよう、さまざまな支援を行っており、その一部を紹介します。なお、制度の利用には年齢や症状、世帯状況など条件があるほか、補助率・利用回数などもさまざまです。詳しくは、市ホームページ(本紙の二次元コード)で確認するか、電話で問い合わせてください。
◆高齢者の総合相談窓口 地域包括支援センターあんあん
保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーなどが連携して相談に応じ、その人らしい生活が送れるよう一人一人に寄り添った支援を行っています。
・高齢者の生活全般に関するさまざまな相談
・高齢者虐待防止や成年後見制度の申立て支援など、高齢者の権利を守る取り組み
・医療機関との連携やケアマネジャーへの後方支援
・介護予防に関する支援
・要支援者の自立した生活への支援
◆要介護状態にならないために
◇介護予防体操
「元気いきいき体操」の普及に取り組んでいます(オレンジルーム・常磐苑・宝生苑)。
◇みんなで歩こうウオーキング
水辺の散策路をみんなで歩きます。
◇居場所づくり支援事業
各地域の公民館で自主的な居場所づくりを支援しています(現在21カ所)。
◆社会に参加するきっかけに
◇社会参加促進事業
対象:70歳以上
外出する機会を増やすため、イベントや市内店舗で使えるチケットを配布します。
◇いきいきポイント事業
対象:介護認定のない60歳以上
ボランティア活動の実績に応じてポイントが付与され、貯まったポイントで交付金の申請ができます。
◇補聴器購入費助成
対象:65歳以上で中等度難聴
補聴器の購入費の一部を助成します。
◇老人クラブ
対象:60歳以上
仲間と親睦を深めながら、生きがいや健康づくりにつなげます。
◇老人福祉センター(宝生苑・常磐苑・三山木老人いこいの家)
対象:60歳以上
◇シルバー人材センター
対象:60歳以上
就労を通じて地域社会への貢献と生きがいの充実を図ります。就業実績に応じて報酬が受け取れます。
問合せ先:【電話】64-8822
◆家での生活をサポート
◇24時間安心見守り
ボタンを押すだけでコールセンターにつながる緊急通報装置を貸与します。
◇高齢者向けの住宅改修費補助
対象:介護認定のない65歳以上
転倒防止のための手すり設置などの費用の一部を補助します。
◇生活応援
対象:70歳以上
シルバー人材センターに家具などの移動を依頼する際の費用を補助します。
◇高齢者生活支援ヘルパー派遣
対象:一時的に支援が必要な高齢者(介護認定のない人)
ヘルパーを一定期間派遣して簡易な日常生活をサポートします。
◇日常生活用具の給付
対象:65歳以上で防火の配慮が必要な住民税非課税世帯
電磁調理器・自動消火器を給付します。
◇敬老祝金品の贈呈
対象:喜寿・米寿・白寿・紀寿
敬老祝金(紀寿は敬老祝金品)を贈呈します。
◇給食サービス
月2回給食を届けることで安否確認を行います。
◇ふれあいテレフォンサービス
ボランティアと話をする機会を提供します。
◇ふとん丸洗いサービス
対象:寝たきりの高齢者
寝具を丸洗いします(年2回)。
問合せ先:社会福祉協議会
【電話】62-2222
◆認知症の人を地域で支える
〔啓発〕
◇認知症サポーター養成講座
認知症の人に寄り添って支える人を養成します。
◇作品展示
認知症の人の作品を展示します。
◇キャラクター
認知症への理解を呼び掛けるシンボルとなる啓発キャラクターを作成しました。
〔医療・ケア・サービス・介護者支援〕
◇ケアパス
認知症に関する支援・相談先・サービスをまとめた冊子
◇初期集中支援チーム
医療・保健・福祉の専門チームが適切なケアにつなぐ支援をします。
◇カフェ・家族交流会
認知症の人や家族が集まって交流できる場を提供します。
◇ありがとうガーデン(チームオレンジ)
認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らせるようチームで手助けします。
◇SOSネットワーク事前登録
認知症により行方不明になる恐れのある人を事前に登録することで、早期保護につなげます。
◇GPS利用助成
対象:SOSネットワーク事前登録者
GPSの初期導入費用の一部を補助します。
◇声掛け・見守り訓練
地域での見守りが自然なかたちで行えるよう、地域住民や関係者と一緒に声掛け体験をします。
~市オリジナル認知症サポートキャラクター「え~る」~
認知症の人や家族、高齢者の応援者として、令和3年に市職員のアイデアにより誕生。市の木「なんきんはぜ」と、市の花「ひらどつつじ」を身に着け、京田辺らしさを表現しています。
問合せ先:高齢者支援課
【電話】63-1307
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