文字サイズ
自治体の皆さまへ

若い女性に増えている 子宮頸(けい)がんを予防しましょう

6/25

京都府京都市

ここでは、子宮頸がんにかかる仕組みや予防方法などを紹介します。

■子宮頸がんとは
子宮の出口に近い部分にできるがん。毎年全国で約1万1千人がかかり、約2千900人が亡くなっています。患者数は20代から増えはじめ、30代までに治療で子宮を失う(妊娠できなくなってしまう)人が毎年約1千人います。

▽子宮頸がんの進行
子宮頸がんのほとんどは「ヒトパピローマウイルス(HPV)」に感染することで発症。HPVは主に性的接触によって感染し、数年~十数年かけて進行します。
0 正常な状態
1 HPVに感染…ほとんどは自然に消滅
2 HPVに持続感染…一部は自然に正常に戻る場合有
3 前がん病変…手術などの治療が必要に
4 子宮頸がん
(厚生労働省リーフレット「HPVワクチンの接種を逃した方に接種の機会をご提供します」を参考に作成)

■子宮頸がんを予防するためにはワクチン接種が有効
●HPVワクチンの予防接種
実施場所:協力医療機関
対象:
・定期接種…小学6年生~高校1年生相当の女性
・キャッチアップ接種…1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性
料金:無料
申込み:HPを確認

●キャッチアップ接種は2025年3月31日まで!
過去の接種勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方を対象にしたキャッチアップ接種が3月31日で終了します。また、高校1年生相当の方は、定期接種の最終学年のため、無料で接種できる最後の年度です。
4月1日以降に接種する場合は、約9万円の自己負担での接種となります。HPVワクチンの接種は合計3回で、接種完了までに約半年かかるため、遅くとも、9月には1回目の接種をする必要があります。

▽効果
公費(無料)で受けられるワクチンは2・4・9価ワクチンの3種類。中でも9価ワクチンは、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

▽副反応
接種後、接種部位の痛みや腫れなどの症状や、まれに重いアレルギー症状などが起こることもあります。体調の変化があれば、接種を受けた医療機関にご相談ください。

ワクチンでは防ぐことのできないHPVも存在するため、子宮頸がん検診を定期的に受けることも大切です。
詳しくはHPをご確認ください。

問合せ:医療衛生企画課
【電話】222-4421【FAX】708-6212

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU