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ここがすごい!京都市立高校!大学や社会につながる学びを推進

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京都府京都市

現在、京都市には9校の市立高校があり、それぞれ京都市ならではの特色を生かして充実した教育活動を行っています。ここでは、市の高校教育の特色や取り組みについて紹介します。

■京都の市立高校
生徒の個性に応じたさまざまな活動の場を広げるとともに、生徒の選択にも対応できるよう、普通科はもとより、探究や工学、芸術などの多彩な専門学科を設置。
「探究」を核に学びを展開し、生徒が成長を実感できるような環境を整え、全日制8校の4年制大学への現役合格率は72.6%と全国平均を大きく上回っています。
また、都市特性を生かし、校内のみならず企業や大学、世界などと交流する機会を創出し、京都市ならではの生きる力を育む教育を推進しています。
・紫野
・西京
・塔南・開建
・京都奏和
・京都堀川音楽
・堀川
・美術工芸
・日吉ケ丘
・京都工学院
各校の特色はこちら(二次元コードは本紙またはPDF版を参照してください。)

◆市立高校の学びの中核となる「探究」
探究とは、生徒自らが課題を設定し、解決に向けた分析や研究を主体的に進めていく学習活動です。
自ら率先して学び、自立した生徒を育てるために、市が20年以上前から力強く推進してきた探究学習は、国が定める学習指導要領にも広く採り入れられるなど全国に普及しています。

▽探究学習を応用!STEAM(スチーム)教育
各教科での学習を実社会での課題解決に生かしていくため、教科横断的な学びである「STEAM教育」にも力を入れています。

■高校と大学の連携
「大学のまち京都」において、大学での最先端の学びに触れることで生徒の学習意欲を向上させるため、高校と大学の連携を進めています。
ここでは、具体的な取り組みを紹介します。

◇全市立高校での取り組み 京大研修
京都大学大学院に在籍する若手研究者から、自身の研究に関する講義を受け、対話することにより、生徒が学ぶことの楽しさや研究の奥深さを実感できる機会を設けています。

実際の研究者に講義していただいたことで、自分が学びたい分野について知る良いきっかけになりました。

◇各校での取り組み 高大連携プログラム
開建高校では、龍谷大学と連携協定を締結。生徒が興味のある学部を訪問し、大学生とともに実験などを行いながら、本格的な大学の学びに触れることで、探究心や好奇心を醸成します。

◇[政令市初]ティーチングアシスタントの派遣
探究学習の充実を図るため、市が全国に先駆けて、各校に大学院生などを派遣し、グループ活動での指導補助や、授業時間外の自主的な学習の支援を実施。
大学院生から研究に必要な手法や最先端の研究の知見を学ぶとともに、研究でつまずいた箇所を相談できるため、より質の高い探究学習につながっています。

今後も高校と大学の連携をさらに推進するとともに、府立高校との連携にも取り組んでいきます。
ここで紹介した取り組みは、ほんの一例ですので、詳しくはHPをご覧ください。

■他にも京都市立ならではの学びがあります!
◇高校と企業・起業家の連携
京都を中心に活躍されている企業などへの訪問やインターンシップのほか、スタートアップ起業家による講演やワークショップも多く開催。生徒が普段行っている探究的な学びが将来に役立つことに気づき、自分らしい生き方や働き方を考えるきっかけとなります。

◇グローバル教育
グローバル化が進展する中、各校で海外研修を実施するとともに、世界の文化などに対する幅広い教養を持つ人材を育成するためのグローバルリーダー育成研修を実施。
今年度は、約20名の代表生徒たちがカンボジアを訪れ、現地の大学生と協働して現地の需要を調査し、商品を企画・販売するビジネス体験を行います。

◇京都ならではの伝統文化事業
全市立高校で茶道体験や能楽鑑賞会などの伝統文化に触れる体験を実施。また、日本文化に対する理解を深める授業や、多彩な伝統文化事業を実施することで、次代を担う生徒の伝統文化を尊重し、継承する心を育成します。

■市長が若手職員や京都にゆかりのある方々と語る!
「京都市長・松井こうじの部屋」
市公式YouTube(ユーチューブ)で、成長戦略に関する取り組みや京都の魅力をテーマに、順次配信していきます!
実際にこれらの取り組みを担う若手教職員と松井市長が、京都の高校教育について熱く語る動画を公開中!
ぜひご覧ください!

問合せ:学校指導課
【電話】222-3811【FAX】222-3751

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