■開発指導課
危険な盛土を規制し安心安全な生活を守る
静岡県熱海市で発生した土砂災害を教訓に、昨年、危険な盛土などを規制する新たな法律が定められました。
今回は、盛土の危険性や盛土による災害から市民の皆さまを守るための市の取り組みについて、担当職員に聞きました。
Q:盛土によってどのような被害が起こるの?
A:危険な盛土による土石流の被害が全国各地で発生しています。
平地が少ない地域では、切土と盛土を行い、山の斜面を平らにし、住宅地や道路を整備することが一般的です。
盛土は、排水施設を設置するなど、適切に管理されていれば問題ありません。しかし、各地で管理の不十分な盛土が大雨などで崩落し、大規模な土石流による被害を引き起こしています。
Q:市ではどのように対策していくの?
A:皆さまの命と暮らしを守るため、市内全域を危険な盛土などを規制する区域に指定します。
市では、新しい法律に基づき、市内全域を規制区域に指定。これにより、今後、市内で盛土などを行う際には、事前に届出や市の許可が必要になり、危険な盛土を規制することができます。
・他にも、見回りを行い、危険な盛土を発見した際には、土地の所有者などに対して防災指導をしています。
Q:もし危なそうな盛土を見つけたらどうしたらいいの?
A:危険な盛土を見つけた場合はご連絡ください!
盛土に割れが出ている、盛土から水が大量に漏れ出ているといった場合は注意が必要です。
そのような盛土を発見した場合は、開発指導課までご連絡ください。
・宅地の安全性に関する助言や指導も行っていますので、ご相談ください!
問合せ:開発指導課
【電話】222-3558【FAX】213-0156
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