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拡大編(かくだいへん) ワガハイとミッケの子(こ)ども市民(しみん)しんぶん(2)

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京都府京都市

「すごい迫力(はくりょく)なのである!
これは何(なん)の場面(ばめん)かニャ?」
「山鉾巡行(やまほこじゅんこう)で方向転換(ほうこうてんかん)をするための「辻回(つじまわ)し」をしているところなのである!」

●動(うご)く美術館(びじゅつかん)とも呼(よ)ばれる山鉾(やまほこ)
全(ぜん)34基(き)の山鉾(やまほこ)のうち29基(き)は、重要有形民俗文化財(じゅうようゆうけいみんぞくぶんかざい)に指定(してい)されています。西陣織(にしじんおり)や外国(がいこく)の織物(おりもの)など歴史的(れきしてき)にも価値(かち)のある豪華(ごうか)な工芸品(こうげいひん)で彩(いろど)られていることから、山鉾(やまほこ)は「動(うご)く美術館(びじゅつかん)」とも呼(よ)ばれています。

▽ソレガシ豆知識(まめちしき)
橋弁慶山(はしべんけいやま)の牛若丸(うしわかまる)と弁慶(べんけい)の人形(にんぎょう)は、どちらも室町時代(むろまちじだい)から江戸時代(えどじだい)の間(あいだ)に作(つく)られたものなのである。また、胴掛(どうかけ)は江戸時代(えどじだい)の絵師(えし)・円山応挙(まるやまおうきょ)の下絵(したえ)とされていて、葵祭(あおいまつり)の様子(ようす)が描(えが)かれているのである。

●前祭(まえまつり) 山鉾巡行(やまほこじゅんこう)
7月17日
荒(あら)ぶる神(かみ)などを山鉾(やまほこ)に集(あつ)め、神輿渡御(みこしとぎょ)の道筋(みちすじ)をはらい清(きよ)める役割(やくわり)で、長刀鉾(なぎなたほこ)を先頭(せんとう)に23基(き)が、祇園囃子(ぎおんばやし)の演奏(えんそう)の中(なか)、都大路(みやこおおじ)を巡行(じゅんこう)します。

●後祭(あとまつり) 山鉾巡行(やまほこじゅんこう)
7月24日
橋弁慶山(はしべんけいやま)を先頭(せんとう)に、後尾(こうび)の大船鉾(おおふなほこ)まで11基(き)が、祇園囃子(ぎおんばやし)の演奏(えんそう)の中(なか)、都大路(みやこおおじ)を巡行(じゅんこう)します。
「後祭(あとまつり)は、比較的(ひかくてき)ゆったり見(み)られるからおすすめやでぇ~。」

▽ソレガシ豆知識(まめちしき) 神輿渡御(みこしとぎょ)
前祭(まえまつり)の山鉾巡行後(やまほこじゅんこうご)に八坂神社(やさかじんじゃ)の祭神(さいじん)を乗(の)せた神輿(みこし)を八坂神社(やさかじんじゃ)(東山区(ひがしやまく))から四条御旅所(しじょうおたびしょ)(下京区(しもぎょうく))にお迎(むか)えし、後祭(あとまつり)の山鉾巡行後(やまほこじゅんこうご)に、八坂神社(やさかじんじゃ)へお送(おく)りするという神事(しんじ)なのである。

◆前祭(まえまつり)の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)を市役所(しやくしょ)で見(み)られます!
「本庁舎屋上庭園(ほんちょうしゃおくじょうていえん)での山鉾巡行鑑賞(やまほこじゅんこうかんしょう)」モニターを募集(ぼしゅう)
混雑防止(こんざつぼうし)のため、巡行(じゅんこう)の際(さい)は屋上(おくじょう)を閉鎖(へいさ)していましたが、今年(ことし)は前祭(まえまつり)のみ試験的(しけんてき)に入場可能(にゅじょうかのう)とします。
「普段(ふだん)は平日(へいじつ)8時~17時半の間(あいだ)に自由(じゆう)に入(はい)れるから来(き)てみてなぁ~!」
・屋上(おくじょう)からは辻回(つじまわ)しも見(み)られます!

日時:7月17日10時~13時15分
料金(りょうきん):無料(むりょう)
申込(もうしこ)み:京都(きょうと)いつでもコールに確認(かくにん)の上(うえ)、7月8日までに。多数抽選(たすうちゅうせん)

問合(といあわ)せ:庁舎管理課(ちょうしゃかんりか)
【電話(でんわ)】222-3046【FAX(ファックス)】213-4587

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問合(といあわ)せ:文化財保護課(ぶんかざいほごか)
【電話(でんわ)】222-3130【FAX(ファックス)】213-3366

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