■地震などの災害に備えています
~宇治市上下水道部の災害対策~
平成26年に施行された水循環基本法により、8月1日は「水の日」と定められています。市では、地震等の災害が発生した場合の被害を最小限にするため、様々な対策に取り組んでいます。
1 水道施設や水道管の地震対策
老朽化した水道施設や水道管については、重要な施設や管路から優先して更新・耐震化を進めています。
また、地震で水道管が破損した場合に、飲料水を確保出来るよう、主要配水池に緊急遮断弁(水の流出を防ぐ装置)を設置しています。
2 災害時の相互応援体制
災害時の飲料水確保のため、京都府営水道事務所と緊急分水施設を設置するほか、京都市上下水道局との分水協定や他自治体と相互応援の覚書を結び、応急給水・応急復旧体制を整えています。東日本大震災や能登半島地震による断水においても、宇治市から職員を派遣し応急給水の応援を実施しました。
3 断水時の給水活動
市では、給水車、各戸に配布するための給水袋や、給水タンク等を保有しています。断水時に給水車で給水活動を行う場所が分かる「給水マップ」を市ホームページと宇治市くらしの便利帳に掲載しています。
給水マップはこちら
※二次元コードは本紙参照
◇各ご家庭で出来る備え
・非常用飲料水の確保
大人1人が1日に必要な水の量は、3リットルと言われています。水道水をペットボトル等の容器に入れ、直射日光の当たらない冷暗所に保存し、備えておきましょう。3日に1回程度は水を入れ替えてください。なお、浄水器を通した水は、塩素が取り除かれる場合があり、長期間の備えには適していませんので、注意してください。
・応急給水容器の確保
飲料水を確保する容器(清潔なポリ容器等)を準備しておきましょう。給水車などから給水を受けるときに便利です。
・お風呂の水を有効活用
お風呂の残り湯は、災害時に消火用やトイレの流し水としても利用出来ます。
◇安全・安心な水道水
安全・安心な水道水を届けるため、浄水場では水質を厳しく管理しており、法令で定められた51項目全ての基準を満たしています。これらの項目については、毎月検査をしており、その中でも消毒効果(残留塩素)については毎日検査をしています。詳しくは市ホームページで確認出来ます。
・令和5年度に行った主な項目の平均値 ※管末での調査結果(平均値)
◆公用車に掲載する広告を募集
~走る広告塔を利用しませんか~
上下水道部の管理車両にマグネットシートを貼付する「走る広告塔」の利用者を募集しています。詳しくは、上下水道総務課へ問い合わせるか、市ホームページをご覧ください。
問合せ:上下水道総務課
【電話】22-3141(代表)
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