公共交通離れが進み、新聞・ニュースでは利用者の少ない鉄道路線の廃止や運行が困難なバス会社の廃業等が報道されるなど、『公共交通』を取り巻く状況は厳しさを増しています。
一方、通勤・通学や通院、買い物など、私たちの生活には欠かせない大切な生活の足です。
自動車だけでなく、移動手段としてバスや電車など公共交通を利用して、豊かな生活を送りませんか。
■4つのメリット
(1)環境に優しい
人を1km運ぶと仮定した場合、二酸化炭素の排出量は、バスであれば自動車の半分以下です。
(2)渋滞の緩和
マイカー利用者が減少すると道路の交通量が減り、渋滞の緩和につながります。
(3)事故リスクの回避
鉄道での死亡事故の確率は、自動車の約400分の1です。交通事故に遭遇するリスクが低くなります。
(4)運動量の向上
徒歩での移動距離が短いマイカーに比べて、公共交通を利用すると、バス停からの移動で歩く機会や距離が増え運動量も多くなり、健康増進につながります。
■地域の身近な公共交通
○うじたわLIKE(らいく)♡(はーと)バス
路線定期運行のバスで、令和4年10月より運行を開始。路線は、町西部線(禅定寺~銘城台)、スクール線(混乗・茶屋村~維中前)の2つを設定。平日運行・有料。
○うじたわLIKE(らいく)♡(はーと)タクシー
令和4年10月より運行。地域は奥山田・湯屋谷・高尾区全域と岩山・立川・南・郷之口区の一部(バス、路線バスの運行地域外)。運行地域で事前登録した方が利用可・有料。(奥山田区・湯屋谷区以外は平日のみ)
■地域の公共交通を支えるために
現在、本町では町内外をつなぐ路線バス(京都京阪バス)と、うじたわLIKE(らいく)♡(はーと)バス・♡(はーと)タクシーの地域内公共交通があります。
公共交通の利用者が減少する中、その存続は交通事業者の努力だけでは限界があります。
地域(利用者等)、交通事業者、行政が連携と役割分担をし、維持・確保・改善をしていくために取り組むことが、今、求められています。
問合せ:地域公共交通活性化協議会(まちづくり推進課内)
【電話】88-6616
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