自家用車の利用は、渋滞や地球温暖化等の要因になっています。
例えば、温室効果ガスの日本全体の排出量のうち、車の排出量は約2割を占めており、地球温暖化対策にとって重要な課題です。
国土交通省では「エコ通勤」の取組みとして、鉄道やバス・自転車や徒歩などの通勤も推進しています。
本町では、昨年10月より運行を開始した新しい地域内公共交通である「うじたわLIKE♡(らいくはーと)バス・タクシー」が、地域内を運行し、宇治や京田辺方面へは、定時定路線となる京都京阪バスが運行しています。
これら公共交通を多くの方々へご利用いただくため、啓発物品(ポケットティッシュ)を配布するなど、利用促進活動を行っています。
これまで、国内の人口減少や自動車の普及により、鉄道路線の廃線やバスへの輸送転換などが報道されてきましたが、今日では「バスの運転士不足」や「2024年問題」により、バス路線の廃止・運休や減便などが報道されています。
私たちの未来にも影響を及ぼす「地域公共交通」を維持・改善していくため、地域(利用者)、交通事業者、行政が連携・役割分担し、支えることが求められています。
●職場体験学習で地域公共交通の業務を体感!
去る11月9・10日の両日、維孝館中学校2年生による職場体験学習が町内各所で行われました。
生徒2名が、バス停留所の清掃や自身が制作した利用促進デザインの物品を配布するなど、公共交通の仕事に汗を流しました。
●2024年問題とは
長時間労働を是正し、ワーク・ライフ・バランスの改善等を目的として2019年4月に施行された「働き方改革関連法」に基づき、業種等により順次施行されてきました。
2024年4月からは、自動車運転の業務も施行となり、業務拘束時間等も短縮されることから、定時定路線のバス運行にも関係することとなります。
問合せ:地域公共交通活性化協議会(まちづくり推進課内)
【電話】88-6616
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