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自治体の皆さまへ

健康のお便り

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京都府宇治田原町

■フレイル予防で100歳までおたっしゃに!

フレイルとは…?
健康な状態と要介護状態の中間の段階を指します。
しかし、早期に対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。

◇フレイルは大きく3種類に分かれます
(1)身体的フレイル…移動機能が低下したり、筋肉が衰えることが代表的な例です。
(2)精神・心理的フレイル…定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態です。
(3)社会的フレイル…社会とのつながりが薄くなることで生じる閉じこもりや経済的困窮の状態です。
これら3つが連鎖していくことで、急速に要介護状態へと進みます。この連鎖はどこが入り口になるかは、その人次第。老いとは、決して身体の問題だけではないのです。

◇高齢期の健康づくりのポイント
(1)高齢期は足腰の衰えに注意!
指輪っかテストは簡単に筋肉の減少を調べることができます。
I:親指と人差し指で輪を作ります。
II:利き足でない方のふくらはぎの一番太いところを、その指でつくった輪で囲みます。
結果
1.囲めない
2.ちょうど囲める
3.隙間ができる
3の場合、筋肉量が減少している可能性があります。筋肉の維持・向上の取り組みが必要です。

(2)高齢期は「やせすぎ」ないこと
1日3食、栄養バランスの良い食事をこころがけましょう。
特に「たんぱく質」が不足がちになります。筋肉はたんぱく質でできているため、運動後はたんぱく質を摂ることで筋肉量の維持・向上が期待できます。
また、以下の10種類の食品を1日に7種類以上を目標に摂るとフレイル予防になります。
(1)肉類(2)魚類(3)卵(4)牛乳・乳製品(5)大豆製品(6)緑黄色野菜(7)海藻類(8)いも類(9)果実(10)油脂類

(3)歯は「8020」がキーワード
80歳になっても20本以上の歯が残っていれば、不自由なく食生活を送ることができると言われています。
毎日の歯磨きや入れ歯の清掃に加えて、歯科健診を受けることも大切です。

(4)1日1回以上は外出しましょう
人と会う機会はすべて社会参加です。
外出するだけでおのずと交流の幅が広まり、家のなかにいるよりも刺激になります。
例えば、食材の買い物、近所への散歩、グラウンドゴルフの参加など。

(5)持病をコントロールしましょう
持病の悪化がフレイルを引き起こすことがあります。定期受診し管理が大切です。

出典:公益財団法人長寿科学振興財団健康長寿ネット

■今月の保健・予防案内
◇栄養相談 要予約
対象:住民
6日(金)、17日(火)
(1)午前10時30分~11時30分
(2)午後1時30分~2時30分
(3)午後3時~4時

◇乳児後期健康相談
対象:生後8~10か月
13日(金)午前9時20分~9時50分受付

対象者には個別に通知いたします。

場所:いずれも「はぐ♡くむセンター(保健センター)」

予約・問合せ:子育て支援課
【電話】88-6636

■今月の元気はつらつ!若返り塾

問合せ:福祉課
【電話】88-6635

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