文字サイズ
自治体の皆さまへ

防災のススメ

11/37

京都府福知山市

■はじめよう、たすかる暮らし方(2)
防災でいちばん大切なことは、いのちを守ること。もしものときにいのちを守り、つなぐために、まずは日々の暮らしをちょっと見直す。そんな感覚で、無理せず自分のペースで少しずつ「防災」をはじめてみましょう。今もなお避難生活が続いている能登半島地震を教訓に、今月は、先月の「自宅でできる防災」編に続いて「出かけるときの防災」編をお届けします。

■出かけるときの防災編 -いま地震が起きたら、を想像してみる-
◆外出時にできる防災
チェックポイントは「転倒・落下物」「身を守る場所」「避難ルート」の3つ。
屋外・屋内それぞれで、いざという時に焦らないような備えをしておきましょう。

≪すぐできること≫
○屋外に潜む危険をチェック
建物のガラスや看板の落下、電柱や塀が倒れてくることなどを想定し、身を守れそうな場所を探しましょう。

○屋内にも危険はたくさん
ロッカーが倒れてドアがふさがれる、商業施設で大きなガラスの扉が割れる、など。非常口はつねに確認しておきましょう。

≪もう一歩進んで≫
○「もしも」を想像してお役立ちアイテムを持ち歩く
自宅に備える防災バッグとは別に、必要最小限のアイテムをポーチにまとめておけば、普段から持ち歩くことができます。「もしもいまエレベーターに閉じ込められたら?」を想像し、ないと困るものを。

≪生活スタイルに合わせて≫
○おしゃれの中にも「安心」を
災害時に素早く行動したり長時間歩くことを想定し、靴を選ぶときはおしゃれのほかにも「歩きやすさ」もポイントにしてみましょう。勤務先にスニーカーを置いておく、などの工夫でもOK。

○バッグは両手があくタイプを
いざというときに、リュックサックやショルダーバッグなどの両手があいているバッグなら身の安全を確保しやすくなります。小さく折りたたんで携帯できるエコバッグも便利。

◆買い物でできる防災
なくなる前に、ちょっと多めに買う。それだけで備えになります。
買い物の仕方を少し変えるだけで、簡単に「防災」ができます。

≪「日常備蓄」をはじめよう≫
「日常備蓄」とは、食料品や生活必需品など、普段使っているものを少し多めに購入し、ストックしておくこと。「買う-そなえる-食べる(使う)」の繰り返しなので、「ローリングストック」ともいいます。

◆はじめやすい「日常備蓄」3大ジャンル
○食品・飲料
食べ慣れた物、好きな物を少し多めに買ってストック。賞味期限の近い物から順に消費し、減った分を補充します。例えば…
・持ち歩いてそのまま食べられる物
チョコレート、ナッツ、チーズ等
・火や水が要らない物
肉・魚加工品、缶詰等
・お菓子類
せんべい、ようかん、チップス等
・飲み物
水、野菜ジュース、粉末スープ等

○生活用品
ラップ、ポリ袋、ごみ袋などは、避難生活で色んな使い方ができます。

○衛生用品
トイレットペーパーやティッシュペーパーは、多めに買っておく

備蓄飲料に水だけでなく好きな飲み物を選んでみるなど、「楽しく」備蓄を考えてみましょう。ポイント○○倍デー!のような時にまとめ買いしておくのもおトクかもしれませんね!

問合せ:危機管理室
【電話】24-7503【FAX】23-6537

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU