■戦国時代の舞台を体感
市教育委員会は12月17日、広瀬町で山家陣屋・山家城見学会を開催。地元の住民や歴史愛好家など25人が参加しました。参加者は、山家陣屋跡の発掘調査の現場のほか空堀や戦国時代の山城である山家城跡(甲ケ峯城跡)などを見学。市の学芸員から「城を攻撃する敵は堀で足止めされ上から弓で射られたと考えられる」などと説明を受け、戦いの様子を想像していました。鷹栖町の前田千春さんは「(山頂にある)山家城跡まで登ったのは初めて。歴史に興味があり参加した。発掘調査によっていろいろなことが判明しワクワクする」と目を輝かせました。
■親子で人形劇楽しむ
青野町のあやテラス・ホールで12月23日、大阪市を拠点に全国で公演を行う人形劇団クラルテによる人形劇「11ぴきのねこ」が上演されました。午前と午後の2回公演に親子連れなど296人が集まり、団員が操る猫たちのいきいきとした動きに見入っていました。福知山市から訪れた四方千仁(かずひと)君は「4人だけで全部できるのがすごい。面白かった」と声を弾ませました。
■新年の誓い新たに
日本ボーイスカウト綾部第2団(猪岡敏一団委員長)は1月1日、上野町の藤山公園(寺山山頂)で元旦寺山山頂国旗掲揚式を開催。国旗・市旗・世界連邦旗の掲揚や市民憲章の唱和、平和の鐘の打ち初めなどが行われました。同団の池田昊大(こうた)さん(綾部中学校3年)は「元旦にしっかり国旗掲揚を行うことができ良かった。今年はボーイスカウトの活動と受験勉強を頑張る」と新年の決意を語りました。
■延べ320人が受講し市民大学修了
12月23日、9月に開講した「あやべ市民大学」の最終講座と修了式を青野町のものづくり交流館で開催。山崎市長が閉講のあいさつをした後、全7回の講座のうち5回以上を受講した30人を代表して、味方町の青木純子(すみこ)さんに修了証を手渡しました。青木さんは「今年は夫婦で参加した。綾部市の歴史や資産形成のことなどに興味を持った。これから学びを深めていきたい」と話しました。
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