地域のチカラを再確認!「いざ」に備える新しいつながりのカタチ

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～みんなでハッピー　ゆる～くつながろ　ながおかきょう～
地域のチカラを再確認!「いざ」に備える新しいつながりのカタチ
10月は助け合いとつながり推進月間

イベントなどへの参加を通して、地域の人と交流してみませんか。暮らしを良くする一歩になるだけでなく、いざというときに助け合える安心感が生まれます。長岡第三小学校区地域コミュニティ協議会では、地域全体で防災に取り組むとともに、顔の見える関係づくりを進めています。会長と事務局長に話を聞きました。

■地域コミュニティ協議会
地域で活動する個人や団体が集まり交流する場です。市内9校区で設置されています

■顔なじみの輪が安心を育む
「災害はいつ起こるか分からないからこそ、日頃からの備えが大切です」と話すのは、会長の真継さん。その「備え」は備蓄品の用意や家具の固定など、個人でできることだけではないと語ります。「マニュアルがあっても、実際はその通りにいかないことの方が多い。避難所に集まった人たちがお互いのことを知っていれば、運営がスムーズにいきますし、安心にもつながります」と日頃からの関係性づくりも大切な「備え」だと力説します。
「地域コミュニティ協議会の役割として大切なことの1つは『情報発信』だと考えています。過去の災害の教訓を風化させることなく、地域住民に伝え続けることで、いざというときに適切な行動を取れるように備えてもらうことが、まずは大切だと思っています」。
会長　真継壽男(まつぎとしお)さん

■時代とともにつながり方も変わる
「阪神・淡路大震災の被災地支援を通して、日頃からのつながりがいかに大切かを痛感しました」と語るのは、事務局長の川浪さん。地域によって、避難所の運営に大きな差があったと言います。「地域のつながりが強いと感じた避難所は、車が整列駐車されているなど、ルールが徹底されていました。住民同士が自然に協力していて、支援物資もスムーズに届いていました。一方、地域としての連携が進んでいないと感じた避難所では、混乱も見られました」。
防災意識を高めるには、まず地域の人と顔の見える関係を作ることが大切だと力を込めます。「『今までこうだったから』とか『こうするべきものなんだ』というような考え方で動くのは、もう古いですよね。これからは、みんなが無理なく参加できる、新しい形を模索していく時代なんだと思います。深く関わることだけが全てではありません。まずはできることから始めてみることが大切です」と話す川浪さん。「これまであまり地域のイベントに参加してこなかった人でも入りやすいのが防災訓練です。そこから地域につながってくれたらうれしいですね」。
事務局　長川浪仁志(かわなみひとし)さん

■月間にちなんだ取り組みいろいろやりますっ
ひとつの目標に向かって、それぞれの立場で協力し合う「協働」。パネル展示やクイズで、地域とのつながりのこと、考えてみませんか。
○パネル展示
市職員は「協働」についてどう思っているの?なかなか聞けない本音を、アンケート結果からひもときます。
日時：10月1日(火)～31日(木)
場所：市役所新庁舎1階ロビー

○KYODO★クイズ～いまどきの協働ってどんなもの?～
10月上旬に市公式LINEで配信される、「協働クイズ」に挑戦しよう!全問回答した人に先着で「助け合いとつながり推進月間」オリジナルクリアファイルをプレゼント。新庁舎4階の自治・共助振興室かバンビオ1階の市民活動サポートセンターで回答画面を見せてね。

■10月最終(日)は長岡京市防災の日
防災訓練
日時：10月27日(日)
「日頃からの備えとつながりづくりのきっかけに」
もしもの時に自分や家族を守るのは「日頃からの備え」と「地域住民のつながり」です。地域コミュニティ協議会などが主体となり、市内全小学校で一斉に実施される防災訓練。ぜひ参加して、今からできる対策を考えてみましょう。

問合せ：防災・安全推進室防災・危機管理担当
【電話】955-9661【FAX】951-5410

○訓練は各小学校で実施
午前9時15分
防災用サイレンが鳴り、緊急速報メールやLINEが届く
訓練の開始時間や内容については、地域コミュニティ協議会や自治会に確認してください。

■地域のために頑張る人はここにも　「消防団」
火災や災害などの発生時に招集され、消防活動に従事する消防団。「自分たちの住む町は自分たちの手で護る精神」に基づき、地域の人々によって組織されています。防災上重要な役割を果たしているのも、地域の皆さんなのです。

問合せ：自治・共助振興室　地域協働係
【電話】955-3164【FAX】951-5410