文字サイズ
自治体の皆さまへ

長岡京市の春を味わおう

1/37

京都府長岡京市

長岡京市の春の味覚といえば、花菜とタケノコ。改めて知りたい魅力やおいしい食べ方などを、栽培に携わるお2人に聞きました。

■心地よい歯応えとほのかな苦み 花菜
JA京都中央長岡京 花菜部会部会長 森田啓史(もりたひろし)さん

今が旬の花菜は、観賞用だった“伏見寒咲きなたね”が食用化されたもの。JA京都中央長岡京花菜部会が産地化に取り組んできた結果、「京のブランド産品」に認定されている春の特産です。長岡京市に花菜が根付いた理由やおすすめの食べ方などを、花菜部会の森田さんに聞きました。

○花菜に適した環境があった
花菜は、稲刈りを終えた田んぼで育てます。米の収穫後に残ったわらを肥料に利用できるので、環境にもやさしいんですよ。寒すぎる地域では花菜は育たないのですが、長岡京市はそれほど寒くはならないし、雪が積もることもほとんどありません。花菜を栽培するのに適した環境があったからこそ、特産として地域に根付いていきました。

○ゆがいてポン酢もおすすめ
花菜はゆでてあえ物やおひたしにして食べることが多いですが、私はさっとゆがいてポン酢で食べるのが好きです。スーパーで見かけないという場合は、農家さんがやっている軒先販売などへ。心地よい歯応えとほのかな苦みを家庭でもぜひ味わってください。

●見て触れて、花菜を楽しもう!
○長岡京市特産花菜を観賞しよう
花菜畑を自由開放!花菜は切り花として持ち帰ることもできます。
日時:3月10日~31日の(日)(月)のみ午前10時~午後4時30分
場所:西代里山公園(水田)

問合せ:(公財)市緑の協会
【電話】952-1900【FAX】952-1905

■えぐみが少なく柔らかい タケノコ
長岡京市の特産といえば、真っ先にタケノコが思い浮かぶ人も多いのでは。栽培から加工、販売まで手掛ける小川食品工業株式会社の小川さんに、栽培が盛んな理由やおいしい食べ方などを聞きました。

小川食品工業株式会社 農園部長 小川昇吾(おがわしょうご)さん

○おいしさの秘密は土と育て方
長岡京市は水分を含んだ粘り気のある良質な赤土が多くあるので、タケノコ栽培に向いているんです。竹やぶに適度に水分を含んだ土が多いと、柔らかく質の良いタケノコがよく取れます。
タケノコが生えるのをただ待つだけではありません。親竹の成長を意図的に止め日当りを確保し、冬の間に竹やぶにわらを敷き土を入れる「京都式軟化栽培法」と呼ばれる独自の手法で育てています。

○おすすめは天ぷらで
タケノコはゆでてから煮物にしたり炊き込みご飯にしたりと食べ方はたくさんありますが、個人的には小ぶりのタケノコをゆでずに縦に切り、こめ油で天ぷらにするのがおすすめ。タケノコも米もイネ科の植物なので、相性抜群ですよ。

●イベントでタケノコを満喫しよう!
○長岡京のたけのこフェア
たけのこ料理やスイーツを楽しもう!パンフレット掲載店で飲食・購入後にWebアンケートに答えるとプレゼントが当たります。
期間:3月23日(土)~5月6日(月・休)
*パンフレットは参加店や観光案内所で配布しています。

問合せ:市観光協会
【電話・FAX】951-4500

○観光竹林でたけのこ堀り体験
日時:3月30日、4月6・13日の(土)、4月14日(日)午前10時から
場所:井ノ内地区の観光竹林
対象:小学4年生以上(各20人)中学生以下は保護者同伴
費用:高校生以上3,000円、中学生以下1,500円
申込:3月15日(金)までに観光協会HP掲載の申込書を下記へ

問合せ:市観光協会
【電話・FAX】951-4500

○たけのこを掘ろう 子どもの森フェスタin2024
日時:4月5日(金)午前10時~11時
場所:西山公園子どもの森
対象:市内在住の小中学生(15組)小学生は保護者同伴
費用:1人1,000円(お土産用たけのこ付き)
申込:3月1日(金)~25日(月)の午前9時~午後5時に下記へ

問合せ:(公財)市緑の協会
【電話】952-1900【FAX】952-1905

問合せ:農林振興課農業振興係
【電話】955-9514【FAX】951-5410

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU