■令和時代の情報社会に生きるということ~特に災害時の自助、共助、公助について~
みやき町長 岡 毅
「令和」時代になって早6年。情報社会は日々目覚ましい発展を遂げています。特にスマートフォンなどの情報通信機器における情報伝達技術や、AIなどの人工知能分野は世の中を大きく変革しています。これらは上手く使いこなすと良い道具、悪用すれば悪い道具にもなるため、それらをどう使いこなすかを学び続ける必要があります。これこそが『令和時代の情報社会に生きる』ということだと考えます。みやき町の行政内部でも、一部の業務にAI技術を取り入れ、業務効率化やサービス向上を目指した取り組みを進めています。
次に、知り得た情報を上手に活用しなければなりません。特に身の危険が迫る災害の場面ではなおさらです。福祉分野や災害時に使われる「自助、共助、公助」という言葉がありますが、「自助」⇒自分自身が自分の身を守る、「共助」⇒地域やコミュニティといった周囲の人たちが協力して助け合う、「公助」⇒市町村、県、消防、警察、自衛隊など行政による救助や援助の意味ですが、並びのとおり順序があります。(1)「自助」、(2)「共助」、(3)「公助」です。全ての方を「共助」「公助」で助けるには限界があるからこそ、「自助」がスタートなのです。
みやき町では「広報紙」「ホームページ」「LINE」などで情報発信していますが、災害が近づいた時はこれに加え「防災行政無線」「防災ラジオ」「MAGOボタン」なども活用します。住民の皆さんには「自助」のためにも、様々な情報手段(ツール)の中から自分にとって最適な方法を見つけ、いち早く「情報」を掴む努力をお願いしたい。なぜなら、みやき町が目指す社会は、「未来に躍動する『共感』『協働』のまち」だからです!!
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