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《特集》私たちが伝える介護職(3)

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佐賀県伊万里市

■私たちが感じた『介護職』
高校生リポーターに、取材したあとに感じたことなどを聞きました。
▽宮地玲菜さん
一番興味を持っていた介護福祉士の話を聞いて、自分が想像していたよりも大変だと思いました。利用者と接するときは驚かせないために、急に声をかけないことや、後ろから声をかけないことを教わりました。今後の実習などで意識しようと思います。
介護福祉士の日浦さんは、利用者に優しく、気さくに声をかけていて、利用者も自然と笑顔になっていました。日頃のコミュニケーションの積み重ねがとても重要だとわかりました。
どの職種も利用者からの「ありがとう」を聞くときが1番やりがいを感じるということを聞き、人と関わる仕事ならではの魅力だと思いました。
今回、自分が目指す職業に一層興味を持つことができ、仕事内容も具体的にイメージすることができました。まずはしっかりと授業を受けて勉強を頑張ります。

▽安川斗和さん
どの職種もコミュニケーション能力がとても必要だということがわかりました。また、利用者の生活を考えて支援を行うことが大切だと感じました。
印象に残ったのは言語聴覚士の取材です。これまで言語聴覚士についてあまり聞いたことがなかったので、仕事の内容を聞いて大変さを感じました。例えば、自分の言いたいことが上手く伝えられない患者さんの気持ちを想像して、相手の立場になって考えることです。また、自分の意見次第で、患者さんが自分の口から食事ができなくなり、そのことが利用者の命に関わる場合があることなどにも驚きました。
今回、介護の現場などを取材して、自分の進路について考えたり、そのために今の段階でどのようなことに取り組んでいくべきかを考えたりする、いい機会になりました。

▽藤森愛空さん
今回の取材は、将来のことを具体的に考えるいい機会となりました。個別のリハビリでは、利用者と何気ない会話をしながら利用者の様子を注意深く観察したり、集団でのリハビリでは、声かけをしながら全体に気を配ったりしていて、将来、自分もそのようなことができる介護のプロになりたいと思いました。
人と関わることの難しさだけでなく、リハビリをスムーズに進めるためのコミュニケーション、やりがいを感じている点などを聞いたことで、さらに介護の業種に興味がわきましたし、責任感とやりがいのある仕事だと再確認することができました。
今回の経験を生かして、まずは、学校での過ごし方や定期考査に対する取り組み方を変えるほか、介護や医療関係の仕事について理解を深めることが大切だと感じました。

▽犬塚悠陽さん
介護職は、元々大変な仕事だと思っていましたが、今回働く現場を取材して、自分が想像していたよりも何倍も大変だと思いました。1番興味を持っていた理学療法士の仕事が自分が想像していたよりも体力を必要とする仕事だとわかりました。
それぞれの職種ごとに仕事の内容は異なりますが、共通して言えることは『利用者の気持ちを考えて、傷つけることなく利用者のために全力でつくす』ということです。どの職種においても、利用者の様子を観察しながらコミュニケーションを取り、スムーズに支援を行っている様子を見て、現場で活躍するためには、多くの経験と勉強が必要だと感じました。
取材をして、介護職が大変そうだと感じることもありましたが、それ以上にそれぞれの職種で活躍する皆さんがとてもかっこいいと感じました。私もそうなれるように、まずは勉強を頑張りたいと思います。

問合先:長寿社会課高齢福祉・介護認定係
【電話】23-2162

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