■脱炭素につながるライフスタイルへの転換を 脱炭素社会の実現に向けて私たちができること
脱炭素社会の実現のために、日々の生活の中でできることがたくさんあります。まずはできることから取り組んでみましょう。
ここではどのような取り組みがあるかや、取り組むことによる年間の二酸化炭素の削減量や電気料の節約額などを紹介します。詳しくは、項目ごとに掲載している2次元コードで確認してください。
◆デコ活 くらしの中のエコろがけ
デコ活とは『脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動』の愛称です。二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む”デコ”と活動・生活を組み合わせた新しい言葉です。暮らしが豊かになり、脱炭素などに貢献する『デコ活アクション』に取り組みましょう。
▽検討しよう ZEH(ゼッチ)の検討
『ZEH(ゼッチ)』とは、NetZeroEnergyHouse(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語です。
ZEHは、高断熱・高気密・高効率設備と太陽光パネルなどでエネルギーを作り、住まいのエネルギー収支がゼロになる家のことです。
▽やってみよう グリーンカーテンコンテスト
市は、昨年に引き続き、コンテストを実施します。最優秀賞の受賞者には、5,000円分のギフトカードを贈呈します。自宅や事業所などで育てたグリーンカーテンの写真を撮って応募してください。
応募期間:8月1日(木)〜31日(土)
応募部門:(1)家庭部門(2)事業者・団体部門
応募方法などの詳細は市ホームページで確認してください。
〔応募作品の例:昨年の最優秀作品〕
詳細は、本紙をご覧ください。
▽検討しよう 省エネ家電に買い換え
家電の省エネ性能は年々進化しています。『統一省エネラベル』をご存じですか。統一省エネラベルは、省エネ性能と年間目安エネルギー料金が一目でわかり、また、省エネ性能を『星』の数で示しています。星の数字が大きいほど、電気代がお得になります。対象製品は、電気冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンなどの9品目です。ラベルは小売店の店頭やカタログなどに表示されています。
※省エネラベル詳細は、本紙をご覧ください。
■脱炭素への取り組みはSDGsの達成に欠かせません
市は『SDGs推進都市』を重点施策のひとつと位置づけ、若者が希望を持って暮らすことができる、豊かで活力のある誰一人取り残さない『未来につながる持続可能都市』を目指しています。
将来にわたり持続可能な都市として成長を続けていくため、カーボンニュートラルの実現に向け取り組む必要があります。
▽やってみよう LED照明に交換
電球形LEDランプは、一般電球に比べて、消費電力が約85%低く、寿命も約40倍と言われています。家計にお得であることはもちろん、電球交換の手間も省けます。
一般電球から電球形LEDランプへ交換した場合と蛍光灯シーリングライトからLEDシーリングライトへ交換した場合も効果があります。
▽検討しよう 太陽光パネルの設置
エネルギー源が半永久的で、クリーンな太陽光で発電することで、CO2の排出を減らし、また、電気代を抑えることができます。
暮らしのメリット:
・年間の電気代の削減ができる
・自家発電することで、余剰分を売電することが可能
▽やってみよう エアコンの使い方の工夫
冷房時の工夫:
・ドア・窓の開閉を少なくする
・レースのカーテンやすだれなどを付けて日差しをカットする
・外出時は、昼間でもカーテンを閉めておく
・扇風機を併用する
※外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃にした場合(使用時間 9時間/日)を想定しています。
暖房時の工夫:
・ドア・窓の開閉は少なくする
・厚手のカーテンを使用する(床まで届く長いカーテンの方が効果的)
・扇風機を併用し、暖まった空気を循環させる※適宜、換気をしましょう。
※外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間 9時間/日)を想定しています。
問合先:
・環境政策課生活環境係・脱炭素社会推進室【電話】23-2144
・リサイクル推進係【電話】23-2145
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