■若い女性に子宮頸がんが増えています
佐賀県は子宮がんの死亡率が全国ワーストレベルです。中でも、子宮頸(けい)がんは30~40代の罹患率が高く、20代の発症も増えています。
子宮頸がんは、早期に治療すれば治癒率も高く、子宮を温存できる可能性も十分あります。しかし、進行すると再発率・死亡率ともに高くなります。
■子宮頸がんって?
HPV(ヒトパピローマウイルス)という、ごくありふれたウイルスが主な原因です。ほとんどの女性が一生に一度は感染しますが、多くの人は自己免疫でウイルスを排除できます。
ところが、約10%の人がウイルスを排除できずに感染が持続してしまい、一部の人で細胞が変化します。これを「異形成」といい、長い期間を経てがんに進行する可能性があります。
■検査方法
◇HPV検査(30~44歳はHPV検査無料)
HPVが消えたかどうかを見る検査で、現在の病変の有無だけでなく「将来の細胞の変化」が予測でき、がんになる前に治療できます。
◇細胞診検査
子宮の入り口付近の頸部をブラシなどで擦って細胞を集め、顕微鏡でがん細胞や前がん病変の細胞を見つける検査です。
■町の子宮頸がん検診
20歳以上の女性対象
実施日:11/24(金)、11/26(日)、1/19(金)
受付時間:10:00~11:00※11/24のみ13:00~14:30も実施
場所:東脊振健康福祉センター「きらら館」
受診料:69歳以下500円/70歳以上200円
申し込み・問い合わせ:こども・保健課健康増進係(きらら館)
【電話】0952-51-1618
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