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まちかどのSCENE

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佐賀県唐津市

◆相知
▽蕨野(わらびの)の棚田交流広場で「節分おやこ祭り」
棚田と菜の花実行委員会では、年間を通して四季折々のイベントを楽しんでもらえるよう、冬のイベントとして新たに企画し、当日は115人の参加がありました。
イベントでは、原木(げんぼく)しいたけ菌うち体験と、各種ミニゲームや子ども向け自転車試乗会が行われました。原木しいたけ菌うち体験では、地元でしいたけ栽培をしている中山茂廣(なかやましげひろ)さんの指導で、クヌギの木に一つ一つ種駒(たねごま)を打っていました。
また地元の婦人会が、地元で収穫した棚田米ののり巻きや豚汁、しし汁を昼食にふるまい、参加者はお腹と心を満たしていました。
イベントの最後には「おかしまき」が行われ、節分の日を親子で満喫していました。(2月3日)

◆唐津
▽大志小学校で「唐津Q(キュー)サバ」を学ぶ特別授業
市と九州大学が共同開発した完全養殖のマサバ「唐津Qサバ」が初出荷から10周年を迎え、さらなる認知度向上を目指して、市内小学5年生を対象にイメージキャラクターを募集しました。今回は、そのイメージキャラクターを描く前に唐津Qサバのことを知ってもらおうと、市水産課の職員が大志小学校5年生に特別授業を行いました。
授業では、唐津Qサバが、与えるエサを管理し完全養殖で育てることで、食中毒の原因となる寄生虫「アニサキス」のリスクが少なく、安心して食べられることなどを紹介しました。子どもたちは質問に活発に答えたり「もっと有名にしていきたい」と話したりするなど、唐津Qサバに興味をもって授業に臨んでいました。
イメージキャラクターは「サバ(38)」にかけて3月8日に最優秀賞が発表され、今後、九州大学美術部の学生にデザイン化してもらう予定です。(2月2日)

◆肥前
▽「にあんちゃん」を語り映画を観る会
肥前町大鶴(おおづる)地区の炭坑や入野小学校が舞台で、安本末子(やすもとすえこ)さんの日記を原作とした映画「にあんちゃん」の上映会が、肥前文化会館で開催されました。
この上映会は、3月に入野(いりの)小学校が閉校になることを機に開催され、映画の上映とともに「にあんちゃん」を語り継ぐ活動をしてこられた安本さんの同級生、山口駿一(やまぐちしゅんいち)さんが講演をされました。山口さんにとって今回が最後の講演となり、当時の安本さんとその家族や炭鉱のこと、兄弟愛を描いた作品の魅力を話されました。映画には、肥前町の当時の懐かしい風景や地元の人々が随所に登場していて、肥前町にゆかりのある人を始め、市内外からたくさんの人が訪れました。(2月18日)

◆浜玉
▽浜崎小学校児童が町探検
浜崎小学校2年生が浜玉町内の事業所を巡る「町探検」を行いました。この町探検は、児童が地域の人たちとコミュニケーションをとり、町の空気に直接ふれることで、今後の成長につながっていくことを目的としています。
当日は、2年生115人が4~5人ずつの班を組み、合計24班がABCの3コースに分かれて浜玉町内を訪ね歩きました。その中のCコースの児童は、まず浜玉公民館へと向かい、館長にインタビューを行ったあと、図書室など館内を元気よく見学しました。
館長へのインタビューでは、恥ずかしそうにしながら一生懸命に質問する姿や、質問の答えをノートに丁寧に記録している姿がとてもかわいらしく、周りにいた大人たちも笑顔で見守っていました。
この後Cコースは、旅館、精肉店、美容室、けいらん店を訪問し、ほかのABコースとともに、町探検は無事に終了したようです。(2月15日)

◆唐津
▽「お茶どうぞ」年長さんの卒園茶会
昭和幼稚園・なかよし保育園の年長児童たちが、卒園を前に保護者を招いてお点前を披露しました。児童たちはこの日のために1年間、裏千家茶道講師の松永(まつなが)先生と西田(にしだ)先生からお茶教室で稽古をつけてもらいました。
児童たちが自分で絵付けした唐津焼の器で、姿勢を正して「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ」と心を込めて点てたお茶は「あつかったけど、おいしかった」そうです。
(2月15日)

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