「令和6年度九州一斉住宅用火災警報器普及啓発キャンペーン」実施中(6/1~7)
住宅火災による被害の軽減を目的に九州の各消防本部(局)が一斉に実施する啓発運動です。
◆住宅用火災警報器とは?
火災で発生する煙や熱を感知して、音や音声での警報で火災発生を知らせてくれる「お守り」です。
火災を早期発見して、逃げ遅れを防ぐことで、あなた自身と大切な家族を守ります。
◆建物火災での死者発生原因は?
建物火災での死者数の割合は「住宅火災」が90%を超えています。
そのうちの原因は「逃げ遅れ」が43.8%です。また、住宅火災での死者数の割合は、65歳以上の高齢者が75%を超えています。
逃げ遅れを防ぐためには、住宅用火災警報器を設置することがとても有効です。
〈建物火災の死者発生状況〉(令和4年、全国)
※1 住宅のうち放火自殺者を除く
※2 ※1のうち65 歳以上の高齢者
〈住宅火災の経過別死者発生状況〉(令和4年、全国)
◆住宅用火災警報器を設置する効果は?
住宅用火災警報器を設置することで、死者数と損害額は約50%減少し、焼損床面積は約40%減少します。
(人/火災100 件)
〈住宅100 件あたりの死者数〉
(平方メートル/火災1件)
〈焼損床面積〉
(千円/火災1件)
〈損害額〉
※令和元年から令和3年までの全国の火災報告から集計
◆住宅用火災警報器の設置場所は?
《設置義務(煙式)》
「寝室」
「階段上部(2階に寝室がある場合のみ)」
《設置推奨(熱式)》
「台所」
※住宅用火災警報器の設置は法令で義務付けられています。
根拠法令:唐津市火災予防条例第29条の2、第29条の3など
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