人命や大切な財産を一瞬にして奪い去ってしまう土砂災害の多くは、長雨や大雨がきっかけとなって起こります。長雨や大雨のときには、気象情報に耳を傾け、危険だと思ったら早めに避難しましょう。また、家の周りの水路を清掃し、水を溜めないようにしましょう。災害発生のおそれがあるときなど、避難が必要な場合は、防災行政無線等でお知らせします。
◆雨量の目安と雨の強さ
※雨量とは、降った雨が地面に染み込んだり、流れ去ったり、蒸発したりせず、そのままその場所に溜まったときの水の深さをミリメートル(mm)単位で測定した量を表すものです。
◆土砂災害の前触れ
○土石流
・川の水が急に濁ったり、流れに流木が混ざったりしてくる。
・雨が降り続いているのに、川の水かさが減り始める。
・ゴロゴロと川底で石の流れる音がする。
・山全体がうなるような音がする。(山鳴り)
○地すべり
・地面にひび割れができる。
・地面の一部が落ち込んだり、盛り上がったりし始める。
・池や沼の水かさが急に変わる。
・井戸の水が濁る。
○がけ崩れ
・がけから小石などがパラパラと落ちてくる。
・斜面の途中から濁った水が湧き出す。
・普段聞き慣れない音が斜面から聞こえる。
◆サイレン吹鳴について
緊急時のサイレン吹鳴は、町民の生命財産を守ることに大きく関わっています。
火災発生時のサイレンは、町民に注意を喚起するとともに、消防職員や消防団員を招集するために吹鳴します。また、災害発生時には避難指示の伝達手段として吹鳴します。サイレン吹鳴時には大きな音が鳴りますが、ご理解をお願いします。
◆「防災ネットあんあん」配信中!
「防災ネットあんあん」は、佐賀県が運用する、各種防災・防犯情報配信アプリです。
配信情報:
・防災情報…気象情報、警報(特別警報)、台風情報、河川情報など
・防犯情報
・緊急情報
・火災情報など
配信情報の対象地域:
県内全域(全市町一括又は市町単位で選択が可能)
利用方法:
・インターネットで「防災ネットあんあん」と検索
・本紙の二次元コードからアプリをインストール
◆防災行政無線の放送内容を電話で確認できます
町では、災害情報等の伝達手段として、町内に防災行政無線放送システムを導入しています。
防災行政無線による放送は、雨や風の状況、各戸の立地状況等により、内容が聞き取りづらいことがあります。そのような時は、次の番号に電話することで、町が防災行政無線で放送した内容を確認することができます。ぜひご利用ください。
○防災行政無線 確認サービス
【電話】050-5306-2682
(通話料がかかります)
注意事項:
・放送直後は、電話回線が込み合ってつながらない場合がありますので、つながらない場合は、しばらくたってからおかけ直しください。
・放送内容の保存期間は、24時間です。24時間が経過すると放送内容は、自動で削除されます。また、24時間以内に複数回放送した内容は、最新の情報だけをお知らせいたします。
◆避難警戒レベルと、とるべき行動
問合せ:総務課 防災係
【電話】92-7915
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