文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集2 8月は佐賀県同和問題啓発強調月間です

4/33

佐賀県多久市

部落差別(同和問題)は同和地区、被差別部落などと呼ばれる特定の地域の出身であることや、そこに住んでいるということを理由に、さまざまな差別を受けるという問題です。このような問題は憲法で定めている基本的人権に反することで重大な人権侵害です。

Qあなたの身辺で同和地区の人々に対して差別的な言動があった場合、どうしますか。

この設問で、回答者の約半数が「わからない」と答えています。前回(平成30年)より減少しているものの、何が差別であるのか、何が差別につながるのか、差別を目にしたときにどう行動すべきか分からない、という理由が考えられます。差別的な言動や行動は、当事者にとって深い心の傷となります。また、場合によっては結婚や就職など、人生に大きな影響を及ぼします。

一人ひとりが部落差別(同和問題)について正しい知識を学び、「差別をしないさせない見過ごさない」という意識を持つことが差別の解消につながっていきます。

■えせ同和行為にご注意ください
同和問題の解決をめざす団体であるかのように名乗り、物品の購入や寄付金、広告の掲載などを強要する行為のことをいいます。このような行為は、同和問題に対する偏見や差別意識を助長する大きな原因となっています。

▽対応方法は?
(1)相手が誰か、要求内容は何かを明確にする
(2)激しい口調であっても、その場しのぎの安易な妥協はせず、はっきりと断る
(3)暴力的言動があれば、すぐに警察に通報する

■佐賀県では、毎年8月を「同和問題啓発強調月間」と定めています。
多久市では、この期間に啓発パネル展、同和問題講演会など、同和問題の正しい理解と認識を深めるための啓発活動を集中的に行います。


期間中、同和問題に関するDVDを放映しています。

◇同和問題講演会
入場無料
日時:8月20日(火) 13時30分~15時30分(13時受付開始)
場所:中央公民館 大ホール
演題:「皆違う顔、でも同じハート」
講師:笑福亭松枝(しょうふくていしょうし)さん(落語家)
※どなたでも参加できます

申込み:人権・同和対策課
【電話】0952-75-4824【FAX】0952-74-3284

◇出前講座のご案内
差別のない明るい社会づくりのため、人権・同和問題に関する出前講座を行っています。職場や地域への講師派遣など、お気軽に問い合わせください。

◇市立図書館へGO!
8月中、人権に関する図書のコーナーを設置します。
ぜひ図書館へお越しください。

問合せ:人権・同和対策課
【電話】0952-75-4824

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU