■高齢者のみなさんの権利を守るために
高齢社会の昨今、自宅での介護や認知症介護の増加など、介護をとりまく現状は年々多様化しています。その中で介護疲れや責任の重圧などが重なって、介護やお世話をする人が無意識に高齢者を責めたり、怒ったり、プライドを傷つける言動など、第三者からみると「虐待」と言われる行為に発展する場合があります。
しかし、日々一生懸命に介護したり、一緒に生活している当事者ではその行為が「虐待につながるかも」とは気づきにくい場合もあります。
◇こんなことはありませんか?
・身体に小さなキズがよくみられる
・けんかが絶えないようだ
・いつも汚れた衣類を着ている
・元気がなく、閉じこもってばかりみたい
・会いに行っても本人となかなか会えない
・家族が介護に悩んでいるようだ
こういったことは、高齢者の人権が侵害されている(虐待を受けている)場合もあります。
“気になるな…”でも、こんな時、一体どこに相談すればいいんだろう?
一人で悩まず相談しましょう
「もしかしてこれって虐待かな?」「気になるな」「心配だな」と思ったら…
高齢・障害者支援課(多久市地域包括支援センター)【電話】0952-75-6033までご相談ください。
■介護予防のための教室
10月に始まる パワーリハプラス教室(短期集中予防サービス)のご紹介
一人ひとりのからだの状態に合わせた筋力トレーニングを行って、運動を学ぶ教室です。
対象:日常生活の動作に少し支障があり、筋力低下を抑えたい人(実際に状態を確認して判断します)
定員:6人
期間:10月から令和7年3月まで
▽利用の流れ
(1)市からご自宅に訪問し、普段の歩行状態などを確認
(2)身体の状態や主治医の判断をもとに、利用の可否を決定
(3)利用開始。10月と3月は自宅に訪問します
11月から2月まで週1~2回通所で個人指導があります
(4)終了時評価
ケアマネジャーが担当します
くわしくは、高齢・障害者支援課【電話】0952-75-6033にお問い合わせください。
■明日の「元気」を、今「地域と一緒」につくる
市内で活動されている通いの場を紹介します
▽平古場地区
グループ名:平古場双葉クラブ
開始時期:令和6年2月から
会員数:16人
活動場所:平古場公民館
活動日:毎週金曜日 13時~13時30分
代表者:諸江啓二(もろえけいじ)
コメント:今年2月から始めました。農作業などで体は動かしていますが、筋力の低下を少しでも抑え、歳をとっても自分で動き続けることができる体作りをしています。また毎週顔を合わせ、交流の場にもなっています。
これまで、51地区の通いの場教室を紹介してきました。次回からは通いの場を支援する事業所の出前講座を紹介します。
■第2回 介護予防講座のご案内
~早めに知ったらお得!~
いつまでも自立した生活を送ることを目指して、健康に暮らすための知識やスキルを学びます。介護が必要な状態を予防するため、今のうちから一緒に取り組みましょう。
対象者:65歳以上の人 10人
参加費:無料(ただし、弁当代自己負担あり)
申込先:10月15日(火)までに、高齢・障害者支援課【電話】0952-75-6033にお電話で申し込みください。
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