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[特集]絆でつくりあげた竹灯籠

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佐賀県大町町

10月27日(金)に開催された○○な夜市では、幻想的な竹灯籠の光がふれあい広場とSL機関車をつつみこみました。設置された230個を超える竹灯籠は、地域の協力者の皆さまの手により、ひとつひとつ心を込めて丁寧に作られました。
今回の特集は、この竹灯籠について紹介します。

■制作者たちの声を聞いてみました
◆坂元幸雄さん
▽制作のきっかけは?
去年、ペリドットの竹灯籠を制作しましたが「とても綺麗だった」との声を聞いて嬉しく感じました。
小城市の駅周辺に立派な竹灯籠が置かれていましたが、今年は、それに負けないくらいのものを作りたいと思いました。
小城市の方のアドバイスをもらいながら、皆で協力して作りあげました。
▽制作のポイントは?
ふれあい広場の噴水の中心にイルカの模型が設置されていますが、そこから海と打ち上げる波をイメージして竹灯籠を組みました。

◆川内清子さん
▽制作のきっかけは?
私は、竹灯籠制作のための道具(ドリル)を使ったことがなく、最初は掃除などを手伝うつもりでした。
しかし、道具の使い方を教えてもらい、作り続けていくうちに楽しくなり、竹灯籠の制作に打ち込みました。
▽制作のポイントは?
制作工程で竹に沢山の穴をあけますが、最後の1本を空けたときの達成感が最高で、60個ほど制作しました。
何事もやる前から諦めずに、何にでも挑戦してみることが大切だと思います。

■竹灯籠の作り方
[1]油抜き
竹は油分が多い植物なので、余分な油抜きをすることでツヤ出しや耐久性を向上することができます。油抜きの方法は、ガスバーナーや炭火を使う「乾式(火抜き)」と熱湯を使う「湿式(湯抜き)」があります。
[2]作りたいデザインを選ぶ
制作したい竹灯籠のデザインの型紙を準備。型紙がずれないようにテープなどで竹材にしっかり固定します。
[3]竹材の穴あけ作業
ドリルなどを使って、竹材に対してまっすぐに穴をあけます。穴のサイズによってドリルの太さを使い分けます。デザインによっては数百本の穴をあける場合があります。
[4]完成
穴あけ作業が完了後、竹材の切り口を整え、節を取り除きます。竹灯籠の中にロウソクや電球、LEDライトなどの光源を入れて完成です。

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