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自治体の皆さまへ

Parliament 議会だより(2)

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佐賀県大町町

ー一般質問ー
■大型スーパーの車両出入り口の増設要望について 三谷英史
▽議員
大型スーパーの車両出入り口について店舗北側の町道側に増設する要望が町民から出されていたが、その後どうなっているのか。
▽町長
スーパーの北側に接する町道への出入口の増設につきましては、建設当初から要望をし、協議してきました。
当時は、町道の狭い道幅から、交通量の増加による地元住民への交通安全の観点など様々な課題もありました。
現在、町道拡幅も完了し、スーパー側も、出入り口の増設に係る関係法令の承認も済んでおり、着手できる状態になっています。
これまで、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢による資材高騰や建設業界の人員不足が影響し、計画が延期されていたが、現在、着手に向けて社内で調整しているとの回答を得ています。
今年度内を目標に努力されているのではないかという認識です。

■帯状疱疹ワクチンの費用助成について 山下淳也
▽議員
コロナ禍後、帯状疱疹の発症がかなり増えており、町内の方からも帯状疱疹になったという話を耳にします。
ワクチン接種したいが費用が高額で躊躇しているそうです。(2回の接種で4万~5万円)費用の一部を助成してはどうか。
▽町長
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」によっておこる皮膚の病気です。加齢、疲労、免疫力の低下などの理由により発症します。
他人への感染は稀で、すでに治療薬等があり早期の投与が効果的と言われています。
最近は、高齢化やコロナ禍による心身のストレス等から免疫力が低下し、帯状疱疹を発症する人が増加傾向にあります。
お尋ねの帯状疱疹ワクチンですが、国内で承認を受け、使用されているワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。
このワクチンは、いずれも予防接種法に基づいた定期接種ではありませんので、接種費用については全額自己負担となります。
生ワクチンで1万円程度、不活化ワクチンは2回の接種が必要で4万~5万円程度の費用が掛かるということです。
また、これらのワクチンは最近、薬事承認を受けたワクチンであり、現在、国の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において「予防接種法」に基づくワクチンに位置づけるかどうか、検討されている最中で、まだ、結論は出ていません。
このようなことから、町が行うワクチンの助成については、現時点では、今後の国や県の動向に注視していきたいと考えます。

■イノシシ対策について
▽議員
生活圏内へのイノシシ出没が頻繁におこっている。その対策はどのように行うのか。
(1)現状での被害状況とこれまでの対策が、どのように行われてきたのか。
(2)現在の課題と今後の新たなる取り組み、対策をどのように考えているか。
▽農林建設課長
(1)3月22日に発生した人的被害以降、人的被害は発生していません。なお3月22日に発生した人的被害を起こしたイノシシと思われる加害個体については、専門家へ依頼し、罠で捕獲し、害獣として駆除をしています。
また、イノシシによる農作物の被害額は、令和4年度農業共済届け出の実績で水稲約21万9千円、豆類約1万5千円、果樹で約7万7千円と被害報告があっています。
対策については、イノシシ等の出没情報が役場に寄せられた際には、町民の皆さんの安全確保と人的被害の防止を最優先に地域住民への注意喚起として、防災無線、LINE、防災ネットあんあんでの情報発信、教育機関への注意喚起として、教育委員会、ひじり学園、保育園、後は現場確認を行って、猟友会、白石警察署への連絡、注意喚起のためのパトロールを行っており、現地周辺を確認し、箱わなを設置できる適切な場所があれば設置し捕獲を行っているところです。
(2)人間の生活圏内へのイノシシ出没を防ぐためには、野生鳥獣が自由に餌を食べられない環境づくりが大事だと思っています。
そのため生活環境課では軒先ごみの収集を廃止し、ごみ集積ボックスを13箇所、14基、新たに設置したほか、今後は農作物残渣、放任果樹、市街地における生ごみの放置等、無意識の餌付けとなる行為をしないよう町民の皆さんの協力を得ながら周知を行っていきたいと思います。
引き続き他の自治体の先進事例を情報収集していきたいと思っています。

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