■冬は要注意!ノロウイルスを予防しよう!
●ノロウイルス感染症とは?
ノロウイルス感染症は乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層に急性胃腸炎を引き起こす、ウイルス性の感染症です。1年を通して発生し、11月頃から流行がはじまり、12月~翌年2月がピークになる傾向があります。
感染経路:ノロウイルスに汚染された二枚貝などを摂取することでの感染や、感染者の便や嘔吐物に触れた手指で扱う食品などを介して、二次感染を起こすこともあります。
症状:
・潜伏期間(感染から発症までの時間)…24~48時間
・主な症状…吐き気、おう吐、下痢、腹痛、発熱は軽度
ただし、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などでは、下痢による脱水症状や合併症により重症化することがあります。
感染予防:普段からの健康管理や手洗いに加え、感染予防に努めましょう!
○調理器具の消毒
・洗剤などで十分に洗浄する。
・熱湯で消毒する。(まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効)
○加熱処理
・ノロウイルスの汚染のおそれがある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85℃〜90℃以上で90秒以上の加熱が望まれる。
○適切な嘔吐物の処理
・処理する際は、使い捨ての手袋とマスク、エプロンを使用する。
・ウイルスが飛びちらないよう、ペーパータオルなどで静かに拭き取り、漏れないようにビニール袋でしっかり封をして廃棄する。
・便や吐物が付着した床などは、次亜塩素酸ナトリウムや消毒用エタノールで浸すように拭き取る。
感染を拡大させないために、しっかり対策しましょう!
問い合わせ先:健康増進課 健康づくり係
【電話】67-0753
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