町内学校だより〔大浦小学校〕

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◆地球温暖化対策講座
9月3日に、佐賀県環境サポーターの中村安弘さんに講師として来ていただき、地球温暖化対策講座を4年生の子どもたち対象に実施しました。子どもたちは、大浦小校区を流れる田古里川に入り、川に生息している生き物を黙々と捕まえていました。
その後学校に戻り、捕まえた生き物の種類分けを行った結果、「田古里川はタニシ類が多いので水質はややきれいである」ということが分かりました。また、中村さんから近年地球温暖化が進んで水温が高くなることで川に生息する生き物が少なくなっているという話を聞いて驚いていました。
子どもたちは、実際に身近な自然に触れ合いながら学習を行うことで、川に生息する生き物のことや地球温暖化のことについて、「決して他人事ではなく自分のこととして考えていかなければいけない」ということを実感していました。

◆外部人材を活用した科学教室
9月27日に、佐賀大学教授の嬉正勝先生に講師として来ていただき、科学教室「こん虫博士になろう!」を3年生の子どもたち対象に実施しました。
嬉先生には、子どもたち一人ひとりに生きているコオロギを準備していただきました。最初は生きているコオロギに驚いていた子どももいましたが、時間が経つにつれて、全員がルーペを使って熱心に観察することができていました。
子どもたちは、こん虫の体のつくりを調べたり、コオロギの雄と雌の見分け方の説明を聞いたりする中で、「頭ってこんなに小さいんだね。」「えっ、これは頭ではなく胸だったんだね。」「コオロギって雄が鳴いているんだね。」などの声が自然と出ていました。
実際に生きているこん虫を手にしての学習ということで、子どもが生き生きと活動している姿がとても印象的でした。

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