学校教育目標:郷土を愛し、自ら学び、仲間とともに伸びる生徒の育成
◆「グローバル交流会」町内在住のミャンマーの方々と(11/30)
佐賀県内では外国人の住民が年々増加傾向であり(約7200人、R4年7月現在)、太良町でも現在95人の外国人町民が町内の各事業所で働き、地元産業を支えておられます。一方、佐賀県の教育施策実施計画の中には、「海外を含む様々な地域の人々との交流により、多様な価値観や文化に触れ、広い視野を持ち自分の活躍の場を考えられる人材の育成」とあります。
そのようなことから、佐賀県(県庁国際課)と太良町の共催により、町内在住の外国人と1年生との交流会がありました。9名の外国人町民の方に来校していただき、「ミャンマーと太良町の繋がりを知ろう」をテーマとして様々な交流が行われました。ミャンマー語でのあいさつ、ミャンマーの衣装をまとっての踊りの披露、やさしい日本語ミニ講座など、生徒たちは始めは緊張した様子でしたが、次第にミャンマーの方々とも打ち解けて笑顔で交流会を楽しんでいました。
◆「日本の食文化を守りつなごう」郷土料理教室(12/7)
2年生の家庭科で行事食と郷土料理の調理実習がありました。これは、国が進めている地域や家庭で受け継がれてきた料理や味を継承する事業の一環で、県内では3つの市町しか実施されていないということでした。この日は、町健康増進課の山口管理栄養士と太良町食生活改善推進協議会(食改協)の8名の方に来校して指導していただきました。始めは1時間で3品も作れるのだろうかと少し心配して見ていましたが、生徒たちはグループごとに、「のっぺい汁」、「紅白なます」、「さつまいもの茶巾しぼり」を見事に作り上げました。私も食べさせていただきましたが、上品な味付けでとても美味しくいただきました。協力して調理実習をする様子から生徒会のバトンを受けた2年生の成長を感じました。
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