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■防火啓発で火災を防ぐ! 小城市消防団女性部
にこやかな笑顔で、火災予防の大切さを伝える小城市消防団女性部の皆さん。小城市で1つの部を構成し、職種も年代も多様な15人が活動しています。女性部は火事の現場には出動せず、防火啓発活動が基本で幼稚園や保育園などに出向きパネルシアターなどを通じて火事の怖さを伝えたり、消防署員と一緒に一人暮らしの高齢者宅を訪問して火の元や災害への警戒を伝えたりしています。
6年前に入団した田中妙美(たなかたえみ)部長(小城町)は、「女性部があることを知り、地元で誰か入っていた方がいいのでは、と軽い気持ちで入りました。最初は男性と同じように現場に行くのだと思っていたんですよ」と微笑みます。女性部では毎月の定例会で活動の準備や練習をし、夏季訓練や出初式、防火のパレードでは男性と一緒に力強く行進を行っています。
田中さんは「“何で消防団に入ったの?”、“忙しくない?”と聞かれますが、みんなで協力し合い、できる時間でできることを楽しく取り組んでいますし、何より防火・防災の意識が高まりました。小城市でも災害が続いたので、まずは自助の力を身につけるために学び、研修などで得た情報をもっと周りに伝えたいという思いで、皆さん積極的に活動されています。男女共に気負わずに、お仲間づくりという感覚で入っていただけたらと思います」と話します。
自分の大切な人を守るために一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
活動の見学など女性部への入団希望の人は、お問い合わせください。
詳細は本誌4ページへ
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